3月30日 3月31日と
残すところあと2日となった今年度。
あんまり実感もなく
このまま転勤して大丈夫か?
という心もちの軽さである。
1つ目、2つ目と職場を移動し
別れたくなくて別れるときに
心をけずる痛さがあると知ったため
(実際はけずられているのではなく
栄養が増えているのだが)
その負荷がこわいので
3つ目のここでは
ドライに物事を見る…という
防衛心理で数年過ごしたのではないかと思う。
心に入り込んでこようとするものを
なるべく外堀のところでとめておくような、
勝手に心がそうしているような感覚を
いつももっていた。
それだからこそ見えたものもあり
それだからこそもらえなかったものもある。
あとに残されたものにも
このさき行く道にも
このほうがよいと感じているが
「別れるという寂しさ」以上の寂しさもまた
感じていることは確かだ。