SMAP |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

 ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

青春はいつだったかといわれると

今、とは言えないが

10代のころでもなかった。


青春とは年令のことではないという

アメリカの詩人の言葉を実感をもってとらえていた

仕事を始めたばかりのころ、そこからずっと

新しい年を迎えるたびに

今が青春、と思える日々を過ごしてきた。

自分の青春は仕事をしてきた日々の中にある。


ファンだったか、というと

ライブにいったり

グッズを買ったりという応援はしていないから

ファンとは違うというほかないけれど

彼らには

いいなと思う曲や聴いた瞬間に心がはじけたような曲もあり

感心することがあり安心することがあり参考にできることがあり

ずいぶん…ことにかれらの音楽活動の部分で

自分の青春の思い出の中に染みているものがある。

彼らの活躍はちょうど自分の「青春時代」に

重なるのである。


歌や楽器の技能が高いということはないのに

それでもその歌う姿を見ていると

楽しくなってきたり元気になってきたり

なにかがひらめいたりすることがあって

特別なエネルギーをもっていて

それを惜しみなく世の人にわけあたえてくれる

グループであったと思う。


歌い手としてすばらしいとおもっているのではなくて

トータル的にしかし主に音楽の部分で、他のアイドルとは

一段違う、地に足のついている感じがいいと思っていた。

「世界に一つだけの花」を最後にして

その後

リリースされる楽曲がやや彼らの内面から

それているように感じられ残念で

「世界…」や「夜空…」のように

深いところを読み取って

楽曲をかいてくれる人は

他にいないのかと思ったこともある。



今彼らの解散という発表をきいて

それを嘆くというよりは

それは本人たちの決めたことであるならば

そのまま受け入れるのみであるが

自分の青春時代も同時に

終わっていくのではという予感がしてしまい

恐ろしかった。

人生で最も体調の悪い8月を過ごし

ほとんどを寝て過ごしたお盆休みだったので

弱気なことを思ってしまうのかもしれない。



しかし5人はそれぞれ個人の活動は続けるという

報道があるので

それぞれが新しい活躍をして輝いていくのだろう。


報道でしか知らないからこれは勝手な想像だが

昔から芸術家的で感受性の高さがうかがわれていた

香取さんが抱えたこころの渦

そこからぬけだそうとするときに生まれる表現を芸術に変えるとき

さらに深くて人の心に響くものを世に放つ可能性もあると

期待している。

美しいものだけではないもっと混沌とした渦からうまれたものが

人の心をうごかしてきたことが人の世にはたくさんあるから。



今後のかれらの「一人~ONLY ONE」としての活躍が

自分のあたらしい第2の青春時代に

流れてくることもあるかもしれないと、自分も前を向く。