結局こっちの世界にいる自分 |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

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基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

めったにのらないからか

めったに旅に出られないからか

たいていは

新幹線にのっても眠られず

ひたすらに車窓から見える

知らない町を目で追って

その町の暮らしを想像している。


自分の住んでいるところが

海町でも山町でも工場町でもないので

そういう暮らしへの想像は
新しいスペースを自分の領域の中に

創り出す。


それでも今日は

風邪薬などのせいもあり

珍しく夢半分だった。

この「夢半分」の状態が別の世界への

入り口にちがいない。


読みかけの本には

本は人を眠りに誘うなどと書いてあり

その本の世界までが入り込み、


車窓のくらしに

昨日の自分と昨日歌った歌と

過去も未来も

本の世界がまざって

ものすごいブレンドで

もうちょっとで別の世界へ入りこむ…

という

ところでこっちの世界に戻ってきてしまう、

を繰り返して岡山についた。


こんなことはめったにないから

最大のチャンスを逃したともいえるし

キケンな冒険を回避できたともいえる。


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