一年中様々な企画、イベント、音楽
新しいパフォーマンス、作戦…
などなどについて
頭の中で考えていなくては
いけない仕事なので
それがあまりにいくつも
重なってくるじきは
休日平日関係なく
やたら早くめがさめてしまう。
睡眠が足りなくなるのはつらいけれど
でも
早朝だけは
田舎も都会も同じに
地球の静けさと
明るさを期待できる暗さを持ち
その奇跡のような時間の中で
じっといくつもの企画を
「同時に」思うことができるのである。
あとの時間はすべて
順番に考えないといけないのに
早朝、まだうすぐらいうちに
自然にめざめてしまった時だけはいくつかを
同時に考えられる。これは魔法だと思っている。
夢の続きを少し引きずって
こわさないまま
ふとんを頬のところにまであげていると
アイデアがいくつか同時に浮かんでくる。
どのみちメモもしないし
文書にもかかないから
そこで浮かんだことは
朝起きるまであるていど組み立てなければならない。
ある程度組み立ててしまえば
そのあともう一度自分の夢に
落ちていっても
いつでも思い出すことができる。
そんなわけで企画は頭の中にあり
同僚に話すときは
ほぼゴールまでの道ができあがっているので
いきなり仕事にとりかかるということになり
同僚にはびっくりされるし心配もされる。
もっと話し合って順番に
人と一緒につくりあげていくべき
なのだろうが
そういうところが昔から決定的に
欠けている自分なのである。
早朝の時間を
脳内通信みたいに
離れていても
共有してくれる人がいたら
ものすごく仕事が進むんだが…。