雪の夜気がつくと降り出していた雪。 ここ最近仕事が最後のピークを迎えている。 一ヶ月以上続く大きな山である。 帰ろうとすると車が白くなっていた。 この冷たさと白さの中には ここをどう乗り切るかの 方向をしめすやじるしが見えている 気がして しばし空を見上げてたたずんだ。 雪のための災害と事故の多い このごろだから 雪を待つ子どもたちも 「複雑だよねえ」などと いいつつ帰って行った。 みんながそれぞれ 大事な人の安全を祈る 雪の夜。