今年の成田願掛けではなく
去年の成田願掛け…つまりもうすぐ
2年前となる初詣で
願ったことが
今頃になってかないつつある。
※注 成田願掛け=犬山の
成田山までランニング(もちろん犬山の
実家から)し、休憩無しで階段をのぼり
きるとそのとき願う願い事は100%
かなうというもの。ただし、宝くじがあたるなどの
欲深いことはかなわないし だれかに迷惑を
かけること、だれかの運命をかえることはかなわない
という制限がある。よく考えて願わないと
走ったことが無駄になる。
去年の今頃
「あ~初めて成田願掛けが
かなわなかったなあ」と思っていたのに
2年越しでかなうというのなら、
「成田願掛けは100%」というのを
立証するひとつの材料となる。
今年の新春に行った
成田願掛けもかなってるのか
かなってないのかわからないが
ひょっとして気長に待つと
必ずかなうということで
そうおもったらものすごく
しあわせになってきた。
年末のテレビ特番では
震災をふりかえるものが多くて、
どんなエピソードにも
泣いてしまうのだが
テレビでは報道されない
当人しか泣くことのなかった
無数の哀しい話や
無数の美しい話があるのだろうと思う。
震災の後多くの人が自分の無力さに
呆然とし悩んだのではないかと思うが
自分もそうである。
流れ星倉庫をあけて
そのとき持っていた流れ星をすべて使って
「願う」ことしかできなかった。
かなったはずだと、最も信じたい願い事である。
あたたかい穏やかな大晦日となった。
いま心の中に、自分のための願い事が
何も思い浮かばないけれど
それくらい幸せな一年を
本当に感謝している。