近くのスーパーの中にある
本屋は小さいけれど
平積みの本とディスプレイに
センスを感じる…というか
おすすめしているから
そうするんだろうけど
それがことごとく自分の趣味に
はまっている。
なんか自分を呼んでいるかのように
存在している不思議な本屋である。
前に読んで殿堂入りしているものとかが
平積みになっていたりディスプレイに入って
いたりすると、にやにやしてしまう。
それが意外にマイナーなものだったりすると
なおさらだ。
毎回レジにいるひとは違うから
誰が選んでいるのかが謎である。
読書がストップして３ヶ月。
夏からバッグに入っている本を
ついに読み終えた。昨日の夕ご飯はひさしぶりに
「物書きをしないカフェ」となった。
読み終えた本は、
「今の」自分にぴったりで
これは夏に読み終えていたら
こんなふうに栄養にはならなかったと
思われた。「今の」わたしだからこの本は
栄養になったのだ。
あらゆる神様がわたしを守ってくれているのだろうか、
傷ついても立ち直ったり
気にしなくてすんだりするように
物事をコントロールしてくれているのだろうか、
と思うほど、こんな小さなこと～本の続きを
今頃になって読み始めたこと～さえ
人生のプラスになっていく。
ありがたいことである。
そんなわけでやっと本を読み終えたので
久しぶりに本屋に行ったのである。
この３ヶ月の間に新刊も出ている。
しばらく本選びには苦労しない。
ハイセンスな本屋さんが
たくさんの佳書をすでに選んでくれているから。