ステージで歌うということは
自分にとって
いつだって何かのメッセージを
送ることでしたが
最近、純粋に「音」というもの「和音」というもの
「旋律」というものをきっちり表現することで
生まれてくる美を味わっていることがあります。
これもまたこころがふるえるような
気持ちです。大人になるまで…
大人になってもっともっと時間がたつまで
気づかなかった、
合唱芸術の一部分です。
先日
演奏会があり、ひとつステージを終えました。
純粋に音をつかんでいく曲があり、
これが自分の気持ちだ!という大胆な
メッセージがあり、
ひそやかな告白があり、
言葉と和音がねじりあって燃えている曲あり、
そして次への静かなポジティブありの
さまざまな音楽を楽しみました。
まだまだひとりよがりだと思うけれど。
いつか聴き手にも、
それを体験してもらえるような
歌になる技能を持ちたいと
まだまだ夢にむかいつつです。