深い森の中で迷子になる。
森から抜け出すために
とにかく歩く。
かなり歩いたから
そろそろ森から出れるだろうと
思う。
ところが周りを見渡すと
見たことがある場所だ。
つまり、同じところをぐるぐる
回っていただけで
一周まわって
同じところにいることに気づく。
そして、これと同じことを
スピリチュアルな
お花畑頭になり過ぎると
やってしまうことがある。
「あれれ？
私、変化を起こそうとして
常に何かをやってるのに
占いやら、
スピリチュアルやら
ワクワクの興味に従って
行動して
進んでるはずなのに
なんで、いつまでも景色が
変わらないんだろうか？」
私たちは、本来
スピリットの存在だ。
だから、
スピリチュアルを軸にして
生きていくことで
救われる人も多い。
だけど、
スピリチュアルなお花畑頭に
なり過ぎてしまうと
変化を起こしてるようで
実は同じところをぐるぐる
回っていることに
気づかなくなってしまう。
そして、いわゆる
「スピリチュアル商人」
と言われてしまう人たちは
目覚めさせるようで
眠ったままにさせている状態を
維持させようとする。
そのために
疑問、違和感を
感じさせないようにする。
マトリックスから
抜け出さないようにする。
「あれ、この地球のシステム
おかしいぞ？
」
と、気付かせないように
「幻影を
追いかけ続けさせるゲームを
自ら楽しむために
地球にやってきた」
と、自分や他者を納得させる。
だけど、全員が全員
そうやって地球に
来たわけじゃないことを
宇宙の記憶がある人たちは
覚えている。
残酷な表現が含まれた
刺激のあるゲームを
プレイしたい人がいるように
地球はなんでも
体験できる。
だけど、このゲームを望んでない
人たちは大勢いる。
それはマトリックスという
「システム」の話だ。
マトリックスのループから
抜けられず
不要な輪廻転生を繰り返す。
生きてる間に
「目覚める」ことで
そのループの輪から
抜け出していくことができるのに。
「No！」と言うことで
マトリックスのループから外れ
終わりがない
同じパターンの輪廻転生の輪から
抜け出すことができる。
目覚めると
見える世界が変わる。
同じ場所にいても
はっきりと違って見える。
昨日と同じ景色のはずなのに
目の前に
自分の道があることがはっきりわかる。
どう生きたらいいのか
何に「No！」と言ったらいいのか
自分が何を求めているのか
今、何をするべきなのか
深い森の中にいるのに
はっきりと道が照らされる。
（つづく）
【過去記事シリーズ】
