アングルからの
10度前ルールについて
書いてあるものは少ない。
(注、「10度前ルール」という言葉はないのかもしれないけど
意味合いは「5度前ルール」の
10度バージョン)
たとえば、鏡リュウジさんの
「占星術の教科書①」には
MCに対しては
10度以内の天体ならば
9ハウスにあったとしても
10ハウスに入ってると
解釈してかまわない、と。
同じように
アセンダントも、ディセンダントも
ICについても同じで…
6ハウスに入ってる天体であっても
ディセンダントから
10度以内であれば
7ハウスに入ってると見て
その効果を強く考えましょう、と。
そうなると〜
同様に
3ハウスにあっても
ICのそば10度以内にある天体なら
4ハウスと同じ意味だと考えて
その意味を強いものとして
解釈してみましょー、と。
もちろん
12ハウスにあっても
アセンダントから10度以内にあれば
その天体は
1ハウスにあるものとして読んで構わないでしょー、と。
このアングルからの
10度前ルール?に関しては
ミッシェル・ゴークランの
ゴークランゾーンとも
関係してるみたいで。
(詳しくは、ミッシェル・ゴークランの
「火星効果」で検索)
よく知られている
「5度前ルール」自体
完全に、次のハウスに入ってるとして読む占星術師さんもいれば
二つのハウスの意味をつなぐ天体として
両方読む人もいるので…
アングルからの
10度前ルール?に関しては
全く採用されてない占星術師さんも
多いんじゃないかと。
だけど、ホロスコープの中で重要な
チャートルーラー…
つまり、自分のアセンダントの星座の
支配星が入ってるハウスというのが
自分らしく生きる上で
すごく重要になってくるので
もし、チャートルーラーが
アングルから
10度以内にあるのならば
次のハウスの意味の効果を
考えてみることで
見えてくるものがあるかもしれない。
というわけで
アングル近くの天体を
あらためて、
チェックしてみるのもよいかも。
とにかく
自分がしっくりするものが一番なのだ。
なぜならば
ホロスコープは青写真であり
自分でシナリオをどんどん
作っていってもいいのだから、笑
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