英語の勉強とは無縁だった
高卒のタクシードライバーさんが
超短期間
国内独学で英語を習得し
プロ通訳者も参加しているような
国内最高峰の
英語スピーキングコンテストで
決勝トーナメントに進出。
国内で
話題になるだけでなく
イギリスの大手ビジネス誌からも
「どうやったらそんなに短期間で
英語を習得できるのか？」と
その学習法に関する
インタビューを受けられている。
そのタクシードライバーさんが
短期間で英語を習得した
その独自の勉強法は
「３０歳高卒タクシードライバーがゼロから英語をマスターした方法」
（中山哲成・著作）
というタイトルで出版。
で、興味深いのは
著者曰く〜
みんなが「こんな短期で！」と
驚くけれど
実際は、無駄なことをやって
遠回りした時間も
かなり含まれている、と。
そして、その遠回りの部分が
占星術の初心者で
勉強の壁にぶつかってる人にも
有効な感じがしたので
このゆる記事で
紹介させていただくことに。
まず、時々
メッセージをもらうのが…
「占星術の勉強をしようと思って
分厚い本を何冊も買ったけど
結局、勉強自体あきらめてしまった」
というもので
うーん,,,
なんか、有名どころの
難しい感じの
占星術の本をちゃんと全部読まないと
ダメだというような…
そして、それをなかなか覚えられない
理解できない自分はダメで
その本を投げ出してしまったら
もうダメだというような…
そんな挫折の壁にぶつかる人か
多いようで。
しかし、タクシー運転者の
英語大会に
国内独学者として初出場して
いきなり優勝した
中山哲成さんは
こういった、専門書の挫折に関して
次のように語っている。
引用紹介させていただくと〜
↓
（略）
その後も難解な文法書に挑んでは
くじけて投げ出し、
数週間後また違う文法書に
手を出してはまた投げ出す…
といったことを私は何度かくり返しました。
そんなことをくり返すうちに、
私はやがてある
とんでもない結論に達します。
「悪いのは自分の頭ではなく、
わかりにくく書いている
この本の方ではないのか」
超自己中心的かつ短絡的過ぎる
どうしようもない考えですよね。
誤解のないよう強調しますが、
まぎれもなく悪いのは
理解できない私であって、
決して文法書の質が
悪かったわけではありません。
しかし、人と人との相性と同じように、
学習者と教材（あるいは教師）との間にも
相性のようなものが存在し、
その相性が悪ければ
学習の効果は期待できないと思います。
……………
そう、占星術の勉強も同じだ。
知識への
情熱うんぬん関係なく
どんなものでも
相性というのがあるわけで
ある占星術師さんは
その名著といわれる
占星術本を普通に全部勉強できたとしても
どーしてもわからなかったり
読み進める気が起きないのなら
「悪いのは自分の頭ではなく、
わかりにくく書いている
この本の方ではないのか」
で、良いのだ。
そして、
とんでもない結論になったとしても
「本質でない部分」で
壁にぶつかってる自分に気づくことは
できない人
不器用な人に寄り添い
その人たちにわかりやすく
教えられるような
占い師や
カウンセラーになれる素質が
あるんだと思う。
（短期で英語を習得して
初出場の大会で優勝してしまった
タクシードライバーさんの
本質を見失わない「勉強法」のように）
どうしても読み進める気にならない
専門書で
挫折してしまうよりも
世の中には
相性のいい本があるから
そういうものを
見つけてまいりましょう！