朝から ずっと鶯の鳴き声が 響いています。
雨の中 とても涼しくて 鳴き声の方向を見ても
姿は 確認できないけれど 綺麗な声に 耳を傾ける時
静まりかえっている風景に 動きたくない気持ちになりました。
幼き頃
亡き父の 田舎に夏休み遊びに行ったことを
思いだします。
夜になると 障子越しに 小さな光が灯火のように見えて 動いては消えての繰り返し
蛍が飛んでいると 落ち着くと言っていた言葉
送り火の今日
幼き頃の自分を ふっと思いだしたこと
この家に住みはじめて 鶯の鳴き声が良いわねと言っていた母
一緒に飛び立つのかなと 想像しています。
昨日の午後から 模様替えをしていました。
和室にあった 古い棚を玄関に
私が生まれた時からある棚は 傷もありますが
共に生活の中にあって 大切な物です。
小さな棚の思い出は いつも この中に
おやつが 用意してありました。
懐かしい一齣です。
思い出の品を入れました。
きっと また違う品を入れても
気持ちは 変わらないかな…
雨の1日に なりそうです。
蛍の発光 ぽっと消える日に…
みなさま
温度の差に
気をつけて お過ごしください