初めての方は、こちらをお読み下さい。
「さぁ、一緒に来てもらおうか!」
「だから!」
「言い訳など聞かん!!」
「うぐぐぐ・・・!」
濡れ衣着せられて、このまま引き下がれない。蓮は傍観に徹するらしい、もう呆れたような顔をしている。こうなったら徹底的に戦ってやると、意気込んだ直後。少し遠くの方から、見知った声が聞こえた。
「すみません。隊長殿・・・彼らは、我ら《騎士達の庭》の関係者です。解放してあげてくれませんか?」
「おっお前は・・・」
「「霧也さん!?」」
声の主は、《騎士達の庭》の服を纏い、にこりと微笑む。彼の名は、志竜霧也さん。俺達の親父の後輩にあたり、俺や蓮の兄貴分としてよく遊んでくれていた。優しく強くと、色々出来る万能人間だ。・・・万能過ぎて困る事が多いらしいけど。
「お願いできますか?隊長殿」
「くっ・・・今日のところはこれで終いにいてやる!!」
よく聞くような捨て台詞を吐きながら、軍のオッサンは広場から走り去っていった。他の軍の関係者もそれにつられたようにそそくさと去っていく。
「ったく!二度と捕まるかっての!」
「・・・はぁ、助かりました。霧也さん、ありがとうございます。」
俺の小言は完全に無視して、蓮は霧也さんに礼を言う。
「いやいや、礼を言うのは俺の方だよ。二人がいなかったらこの広場にいた人達がどうなってたか。」
「いえ、俺達は何も・・・」
「そうそう、勝手に逃げてたし」
まぁ、勝手に逃げてくれてたからこっちの方が助かった。避難してくれないと俺達だって暴れられなかったし。でも、霧也さんはそうは思ってないらしい。首を横に振る。
「何もしてないわけじゃないじゃないか。毎回こうやって助けてくれてるんだし・・・で、その流れでちょっと相談があるんだけど」
相談?霧也さんが俺達に相談・・・。嫌な予感がちょっろっとするんだけど、気のせいだと信じたい。蓮も多少顔が引きつっている。
「えっと・・・相談ですか?」
蓮の言葉に、霧也さんは満面の笑顔で頷いた。
「ああ。国王陛下が、毎回市民を守ってくれている君達に感謝状を出したいから、俺に連れてくるように頼んだんだよ。と言うわけで、城まで来てくれないか?」
「・・・え」
「はぁ!?」
ちょっ、何この急展開!?
これってどうなんでしょうか?あっ、霧也さんのキャラ設定も付け足しておきますね!!これは、どうなんでしょうかね?自分の文才の無さに涙が出てきそうですね・・・orz