尾畠春夫さん | プルメリア

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山口県周防大島町の山中で行方不明になっていた男児藤本理稀(ヨシキ)君(2)が68時間ぶりに発見されたニュースは、BIG NEWSでした。

大勢の警察官が捜索してて発見されない時間や実母がよしき君へマイクで呼びかけている時間、その流れがあってからの…。

15日 朝、"発見した‼︎"というニュースには、ひたすら「良かった良かった!」拍手と、我が家でも喜びあっていた。
話を聞けば、ボランティアの男性が20分程で発見したという。
最初は、発見者とはいうものの…?
なんて、正直な所 いぶかしく思ったりもした。
でも、詳しく聞けば聞く程
スーパーボランティアの尾畠春夫さんが凄い‼︎

大分県日出町の尾畠さん(78)の人柄や経歴などが明らかになるにつれて、すっかり魅了された。

7人兄弟の4番目で生まれ。小学生の時から近所の農家で働き中学卒業と同時に鮮魚店で働いた。
中学も4ヶ月しか通えなかったけど早くから社会に出て、生きていくのに大切な事をしっかり身につけた。
仕事を通じて「義理人情とか仁義など。
もらったものは必ず返すこと。
頭を深々と秋の稲穂みたいに頭を下げて、ありがとうございました!って言える人間になれ」と教えられたという。 
立派‼︎

65歳で自分のお店の魚屋をやめて、日本縦断の旅3300km(?)を1人でやり遂げる。

仕事時代でも日本縦断の旅でも "周りの皆さんに支えられたからこそ今がある"と感謝の心を持ち続けてきた。

スーパーボランティアの基本→
自己責任、食べ物 飲み物 交通手段 全て自分で用意する。
被災地からは、一切物を貰わない。
信念を貫き通す。
必要な物は最低限用意はするけれど、華美では無く 愛用のリュックサックは38年ものらしい。涙が出るほど慎ましすぎる。

無償。
人の為に、地域の清掃や山のベンチの修理を黙々とする。
誰に褒められるとかの見返りを求めず、ただひたすら恩返しの気持ちから行なう。

被災地でのボランティアを"させていただく"という謙虚な心。

テレビのアナウンサーからの取材で見せる笑顔。

冗談で交わす根っからの明るさ。

日焼けしたお顔や小柄な身体から、伝わる恩返しをし続けたいエネルギー。

身体を鍛えるのに、毎日8キロ走る。

何もかもが、立派。
ボランティア界で「師匠」と呼ばれるのもわかる気がする。

心が清らかで、信念があって、自分のことより 困っている人を助けたいという気持ちがある人。

尾畠さんの事を知っている近所の女性が、尾畠さんを語る言葉に重みを感じたわ。
「人間のレベルが違うキラキラ

すばらしい行ないを重ねている尾畠さんだからこその評価だと思いました。

よしき君が発見されて尊い命が救われた嬉しい話。
そして、よしき君を発見した尾畠春夫
さんの素晴らしい生き様に頭が下がり
パワーを貰っている私です。

尊敬の念でいっぱい!
尾畠春夫さんが、この日本で生きていてくれてありがとう。

これからも、お元気で。
面識は全くないけれど、ブログで書かせて頂きました。