送行(そうあん)にお招きされて経験したあれこれ。
あの1泊2日の出来事は、かなり心に沁みた。
いつもならば、義母が檀信徒の集まりに出席するところが たまたま旅行中の為 嫁の私が代表して出席することになった今回。
ご出席の檀信徒は、皆 年上の方々。
そして、初対面。
思い返せば、今回私が出席することになったのもご先祖様からのお導きだったのかもしれないなぁ。
主人の祖父が存命の頃は お寺の檀信徒の総長(代表)だったから "今回の様な機会に 子孫が 是非出席するように"との思し召しだったのかもしれない。
(出席するまでは全くどのような流れなのか想像も出来なくて、実際着ていった服装も正しかったのかどうか未だに疑問なところ。
おめでたいことだからと、赤系の洋服で伺ったけど 良かったのかな?)
さて、本題。
心に沁みたのは、おもてなししてくださったお坊さん達のこと。
思い出しても胸がキュッとするほどに一番響いたのは…。
男性用と女性用の浴室に向かう丁度真ん中の廊下に 1人の僧侶が正座して(壁に安置されてる観音様だか不動明王だかに)手を合わせている姿。
私達、夕食後に指定された時間に合わせて入浴。綺麗で広い浴室で 居心地良くて旅行気分で ゆったりと寛いだ。
さっぱりして気分良く 廊下へ出たら…
扉を開けてドキッ‼️
入浴前には1人だった僧侶が3人に増えてて正座して合掌してるー‼️
私達は、楽しく 寛いでいた時間にも僧侶達は正座していた…。待たせてしまったのかも?と、驚いたのと、すごく申し訳ない気持ちに包まれたのとで、(^^;;「おやすみなさい」と言うのが精一杯でした。
旅館やホテルに宿泊しているのとは、違うことを意識させられました。
お部屋は綺麗で 無駄な物が何もなく、暖房もしっかり効いて 布団のシーツもカバーもクリーニングされてて清潔でパリッとしてて。布団はふかふかで温かくて気持ち良い。
幸せ~
それにもかかわらず、私は緊張感の為 残念ながら熟睡は出来ませんでした。トホホ
(4時に起床!とか、慣れない硬い枕とか…)
お坊さんたちの今回のおもてなしはとても素晴らしくて 恐縮でした。
到着後には 石原裕次郎さんのお墓へ案内してくれたり。すごく広い境内なので案内してくれたのはありがたかったです!
NHKで昨年の10月放送の"昼ブラ"のDVDを見せてくださったり。
だから、湯のみ茶碗は使いませんでした。
食べ終えた容器を、重ねる順番を教えて頂いて、重ねていったら効率良く一つの容器に入るので面白かったわ。
何事も無駄がないように、よく考えられているのね。色々と知りました。
朝 使用した名入りお箸を記念として持ち帰っていいですと言われました。
一つ一つの歴史ある部屋を説明してご案内してくれたり。
もう、なんてありがたい待遇なんでしょう!
これも全て 方丈さんのそれまでのお働きのお陰ですね。
これほどのおもてなしをしてもらえる立場とは想像もしてなかったから、恐縮、恐縮。
翌朝、足を踏み入れて初めて目の当たりにした僧侶達の修行の建物・座禅をする場所。寒い、狭い、硬い、質素。
それに比べて、昨晩過ごした私達の部屋の居心地の良いこと。
これも全て 方丈さんのそれまでのお働きのお陰ですね。
これほどのおもてなしをしてもらえる立場とは想像もしてなかったから、恐縮、恐縮。
翌朝、足を踏み入れて初めて目の当たりにした僧侶達の修行の建物・座禅をする場所。寒い、狭い、硬い、質素。
それに比べて、昨晩過ごした私達の部屋の居心地の良いこと。
比較…。
… … …
送行を終えて、自宅へ帰って普通の生活に戻って。
暫く、違和感ばかり。
時計のある生活、テレビ 新聞 音楽のある生活。様々な物に溢れて選択し放題の生活。好きな食べ物、好きな飲み物、好きなことのできる自由な時間。
帰宅直後は、体が欲する食材は肉でも魚でもなく、植物性のタンパク質と野菜。
たったの1泊2日で、心身に刻み込まれたものは 大きかった。
今回と比較したら 高野山一乗院に宿泊した時は、観光客の意識だったかも…。
今回の方が よりご先祖様とのつながりを強く感じて 私が大本山へお招きされたことの奇跡に感謝しました。
ご先祖様の眠るお寺の方丈さんのおめでたいことで 大本山に宿泊する機会がやってきたこの奇跡は、昨年春に 高野山一乗院でご先祖様のご供養をお願いしたこととつながりがあるのかしら?
… … …
送行を終えて、自宅へ帰って普通の生活に戻って。
暫く、違和感ばかり。
時計のある生活、テレビ 新聞 音楽のある生活。様々な物に溢れて選択し放題の生活。好きな食べ物、好きな飲み物、好きなことのできる自由な時間。
帰宅直後は、体が欲する食材は肉でも魚でもなく、植物性のタンパク質と野菜。
たったの1泊2日で、心身に刻み込まれたものは 大きかった。
今回と比較したら 高野山一乗院に宿泊した時は、観光客の意識だったかも…。
今回の方が よりご先祖様とのつながりを強く感じて 私が大本山へお招きされたことの奇跡に感謝しました。
ご先祖様の眠るお寺の方丈さんのおめでたいことで 大本山に宿泊する機会がやってきたこの奇跡は、昨年春に 高野山一乗院でご先祖様のご供養をお願いしたこととつながりがあるのかしら?
ご先祖様が喜んでくれた御礼だったのかしら?…なんて、考えてしまうほど。
お天気が最高に良くって、爽やかで 清々しくて、一緒に参加した実家の母も娘も檀信徒の皆さんも みんな笑顔の時間を過ごせて 幸せでした。
ご縁が深まって、本当に嬉しかったです!
奥は後醍醐天皇のお墓、普段は鍵がかかっていて入ることは出来ません。
色々教えて頂き ありがとうございました。