落語でブッダ② | プルメリア

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落語の始まりは、江戸時代、”安楽庵策伝”という説法の上手な僧による。

「醒睡笑(せいすいしょう)」=”眠気も醒めるほど面白くて笑ってしまう小噺”というネタ帳を作って話した。

「子褒め」「平林(たいらばやし)」が生まれた。


「維摩経」を書いた維摩(ゆいま)さん

奈良の興福寺に”国宝維摩居士坐像”があるそうです

出家せずに普通の生活をしていたが、悟りの道に到達した人。

ブッダから直接教えを受けていた人。


維摩さんによると、

」・・・この世のものは実体がないということを表す。

     ”自分の欲望”にとらわれないように生きようとすると苦悩が減るんだよ


欲望にとらわれない生き方には、

「止観(しかん)」が大事


*止(し)⇒静寂の中に身を置いて心の動きをできるだけ静める事。

      集中・瞑想・呼吸法・坐禅をする


*観(かん)⇒第3者のような目で自分を客観的に見つめる事。

       自分の心や体の状態がどんな状態か気づく。

       ”観”すると、心が暴れなくなる。


「維摩経」

日常生活の中で、仏道を歩むことができることを教えてくれる。

      日常生活を送りながら、苦しい時も嬉しい時も悲しい時も常に”観”を怠らなければ

      苦悩が減るんだよと教えてくれる。



自分を客観視することで とらわれない精神を養う。

苦しい時や悲しい時も、日々の「止観」訓練で心が軽くなるかも。


落語でブッダは、2回で幕を閉じました。