避難勧告 | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

やっと雨が小康状態になったようです。

実は私たちが住んでいる場所も避難勧告が出されていました。
このあたりの地域(市内)は崖をカチ割った形で建物が建てられていたり、崖っぷちに建物が建てられたりしている所が多いのです。
だから坂も多いわけですが。

結構色々な場所に『土砂災害警戒地域』の看板が立っています。
自然と共存するとはそういう事なのですよね。

その中でも私が住んでいる場所は安定した場所にあるので避難はしませんでした。
というか、避難した人いるのかな?って思ったりします。
みんな普通に暮らしているし。

テレビでは鬼怒川の決壊で被災した人達の救助の様子が中継されています。

こういうのって年に1度は何処かでありますね。

人間は食物連鎖の頂点だけど、自然の猛威にあっては人間なんて本当に小さな存在でしかないんだなといつも思います。

地球の温暖化、海水温の上昇の原因は人間だから、人間が人間の生活を脅かしているってことになるのでしょうか。

自然というのは恵みをもたらす物でもあるけれど、時に無慈悲で容赦がない。
自然は、老若男女、大人も子供も関係なくその試練を与えます。

人間はこのままでいいのかな?
人間だけ便利な生き方でいいのかな?
自分たちのこと中心でいいのかな?

そんなことを考えたりします。