『Dr.倫太郎』 にて | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

こんにちは。
今日は雨だ~。雨

でも、だーさんは頑張ってお仕事に行ったヨ。ニコッ

今だーさんと私で観ているテレビドラマ。

① Dr.倫太郎

② アルジャーノンに花束を

③ 医師たちの恋愛事情

④ アイムホーム

⑤ 天皇の料理番

普段あまりドラマを観ない二人なので今回はとっても多い方。

だーさんは、Dr.倫太郎を観る時だけはオチャラケも言わずに黙ってます。
いつもはアラ探しをしてはチャチャを入れてきたりで、「も~黙って観ろや~」みたいな所があるのですが。うふふ・・・

倫太郎先生みたいな精神科医はいないだろうけど、いたらいいよね~って思うドラマですね。

「『境界性同一性障害』って二重人格とかみたいなこと?」

そうだーさんに聞かれて

「うん、そうだよ」

と答えました。

「ローザちゃん、知ってるんだ?この病気のこと。なんでこの病気になるの?」

「昔24人のビリーミリガン読んだから知ってたよ。ドラマ上の問題は母子の機能不全関係が原因だよ。」

「機能不全てなに?」

「アダルトチルドレン。この親子は、母親が子供を所有物として扱って支配して、子どもは親の愛情を得られないまま支配されてココロが分離しちゃう病気になっちゃったんだよ」
 
「ふーん」

だーさんは、自分のうつ病という病気にすらあまり興味がなく、取りあえず薬飲んでいればなんとかなんじゃね?みたいな風に考えている所があります。
まして、他の精神疾患に関してはまるで興味がありません。
興味のあるなしが極端にはっきりしてるのは彼の特徴。

うつ病は薬だけじゃ治らないって言った事があるのだけれど、今の所あまり届いていないです。うさ。

おまけに、夢乃(明良)のお母さんるり子役の高畑淳子が大嫌いに。(笑)
バラエティー番組に出ていたりするのを観るだけで

「この人嫌い!」

って。

「役柄と本人はちゃうでしょ~あれは役柄だし」

「わかってる。でも大嫌い!」

あららぁ~。うさ。

だーさんは、夢乃の境遇と自分の境遇を少なからず重ね合わせているのだと思います。

ドラマとはいえ、赤の他人の親のことは「嫌い!」って拒絶出来るのに、自分の親には「嫌い」って言えない。
そう、夢乃と同じでどんな親であっても親に愛されたい気持ちがある。

だーさん自身は気づいてないみたいだけど、投射みたいなものなのでしょう。

でも、今までだったらきっと受け入れられなくて観なかったであろうこういうドラマを観られるようになったのは成長なのかなって思います。にこ


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