わんこのその後といのちの花 | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

こんにちは。
今日も良いお天気です。

昨日、わんこの手術が無事終了しました。
現在のところ、容態は安定しているとの事で麻酔にもなんとか耐えられたようです。

頑張ったなー、みみさん。

「先生に痛い痛いのを治して貰っておうちに帰ろうネ。」
「もうちょっと頑張ろうね」

そう言ったのが通じたのかも?知れません。

容態がこのまま安定していけば、週明けに退院が出来るそうです。
ご飯が食べられるくらいでいい、元気になりますように・・・。


丁度うちの子が入院をした日、お友達のわんこが虹の橋に旅立ちました。
リンパ腫でした。
一緒に頑張ろうねって言っていたけど、先に逝ってしまいました。
そのお友達は、みみさんを保護してくれた人。
ていうか、みみさんを通じてお友達になった人です。

そのお友達は、委棄動物の保護活動に積極的で、捨てられたわんこやにゃんこ情報を聞きつけては保護し、健康管理、去勢避妊を行った上で譲渡先を探す活動をしています。
彼女によって救われた命はいくつもあります。
彼女はそういった動物たちの為に生きている人。
尊敬する人のひとりです。


環境省発表による平成25年度の犬猫の殺処分数は約14万頭です。
毎日全国において約380頭(匹)の犬や猫が殺処分されている計算になります。

年々少しずつ減ってきていますが、それは譲渡会などを行う活動をしている団体などの努力と、殺処分の現状が少しずつオープンになってきたこともあると思います。

センターにおける殺処分方法は、通称『ドリームボックス』なる誰の為の何の為の夢なのかわからない名前の密閉された空間の中で、高濃度二酸化炭素を排出させるものです。
犬や猫たちは、酸欠になりもがき苦しんだ末に死に至り、その後焼却処分されます。

センターによっては死亡確認をせずにそのまま焼却処分される為、場合にとっては虫の息のまま焼死となる子もいます。

環境省では『苦しみのない殺処分』を推奨していますが、実際には弛緩剤での殺処分にはお金がかかるため、殆どの自治体はこの方法が取られています。


これが日本の殺処分の現状です。


もし、ペットを飼おうかなと思った方。

センターでは譲渡会が行われていたり、ボランティア団体による譲渡会が身近な場所で行われています。
捨てられてもなお人間を信じているにも関らず処分されていく子がいることを知って下さい。
ショップで売られている子犬や子猫は可愛いです。
けれど、人間の勝手で殺される子を救う方法も視野に入れてあげて下さい。
どうかお願いします。

下記は青森県三本木農協高校の生徒たちによる、殺処分ゼロを目指す活動「いのちの花」プロジェクトです。





少しでも殺処分される子たちが減りますように・・・・。

人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト


http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/project/

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