うつ脳を考える ② | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

だーさんが病院で 

『うつ病です』

と診断される前まで、過敏性胃腸炎や心房細動などの身体の不調が現れていたというお話しを以前しました。
何度も過敏性胃腸炎になり内科で診察して貰い、心房細動は会社でも発作が起きてしまいハートセンターで検査もしました。
しかし、いずれもデータ上では異常なし。
そこで

「心因性のものかも知れません」


と言われたわけです。

そして、心身ともに症状が悪くなってから行ったメンタルクリニックで

『うつ病です』

と診断された時、数々の身体の不調は

『それは自律神経の乱れ』

と言われました。

先生いわく

「うつ病はね、脳の電池切れなんですヨ」

「自律神経の乱れは脳からの電気信号の不具合によって起こるものなんです」

ふむふむなるほど、素人にはわかりやす~い表現です。
なんとなくイメージが浮かびます。

でも

どういうシステムで脳は機能していて、何故電池切れが起きるのか?
自律神経が乱れるって何?
疑問は溢れるばかりです。

病気だということは分かっていても、別の人のようになってしまっただーさんを目の前にしたら、やっぱり

『よくわかんないよぅビビる

というのが正直なところなのですが、私なりに自律神経が乱れるのは、身体からの最初のSOSなのだろうと思ったわけです。

『上手くコントロール出来ません~このままじゃまずいですよ~』

みたいに。

で、そのSOSを放置していると、脳本体が電源をセーブしたり電源を落とし、『生命維持』を優先させるのかな?なんて。
本当は細かく知りたかったのですが、それを説明してもらうとしたらきっと勉強会でも開いてくれない限り無理だと思ったので、時間の合間をみて自分なりに勉強をしてみることにしたのです。

脳のこと
神経系のこと。
脳の伝達物質のこと
心理学のこと
脳科学のこと

ますますもって

『人間というのは心と体は一体なんだな』

そんなふうに思ったわけであります。

が、複雑過ぎて頭の中がこんがらがっていったのは言うまでもありません。
というか、今もまだ1つ1つのパーツが組み合わさっていないです。汗


③につづく  (さて、どこまで続くのか私自身もわかりません汗