◆2月植え付け
木イチゴについて調べたら日本の野イチゴの中では一番旨いらしい。ただ、日本の木イチゴは品種改良も何もしていないため、海外のラズベリーと比べると味は…って感じらしいので、あまり期待しすぎないようにしている。
苗はヒョロ〜ッとした棒。チョビチョビ葉っぱが出てきている。鉢も土も適当。山っぽさを意識して腐葉土多めに。
◆モミジイチゴについて
ラズベリーの育て方の本はあるが、モミジイチゴは山野草だからか体系だって栽培も記録もされていない様子。育てている方・あるいは身近にあって良く知っている方などのブログ等をひたすら漁った。
↓味について
↓生えている場所などの全体的な情報
↓栽培・育て方
木イチゴにしたのは義理の父の話を聞きたせいもある。ツレの父は九州の田舎で育ち、多分木イチゴをオヤツにしていたんだろう。ある時街の片隅に木イチゴが実っているのを見つけ、ムシャムシャしたそうな。通りすがりのサラリーマンが「食べれるんすかそれ?!」と驚いたという話。きっと彼は次の日人がいない隙に食べた事でしょう。
モミジイチゴの育て方、育ち方というのは詳しい資料が見つからず、山野草だし基本手をかけなくて大丈夫、という感じ。そりゃ山に生えているんだものな。(店では丁寧な説明書をつけてくれるが、要約すると肥料あげすぎなければ割と何でもいける!的な感じ)
いくつか栽培している方のブログなどを見たが、共通しているのが「実がつかない」こと。肥料過多だと実がつきにくいらしいので、そのせいか?理由が全くわからない。
◆葉の形比較
4/19、やはり長くない!東西の特徴を持つモミジイチゴが揃いました。カナガワは西寄りだけど、切れ込みが深くてまたちょいと違うので、三者三様。
これを送ってもらった方が、別の株の開花写真を見せてくれました。ええ〜。雪が残る北国なのに神奈川より先に開花?まだ掘り上げてないからだろうか。ちょっと日当たりが悪いからかもしれないので、日中は日に当てることにした。
↓それぞれの葉の形
それぞれの葉の写真を並べてみました。神奈川のものは、実際に神奈川で採取した苗かどうかが不明ですが。ただ、それでも形は違いますね。大きさも違うのですが、それは生育状態が全然違うからで、成木になれば大きさは多分同じようになると思います。
wikiでも葉の形はよく変わるとあるので、ささいな条件で変化が出るのかも。それぞれの実の味を比べられたらいいのですが、ラズベリーの先輩方でもなかなか結実しないらしいし、神奈川産は超小さい株だし、いつ叶うやら。
◆3月開花~新しい苗
花は咲いたが…
開花中の写真がなかった。蕾の状態↑
この後花が7個くらい咲き、指先で受粉を手伝ったつもりだったものの、どれも結実せず花柄は枯れ落ちてしまった。残念。
その後4月に入ったら葉がワサワサ生えてきた。
全長は30cmくらい。背は全然伸びない。地下茎で増えるため、そちらが先に発達するんではなかろうか。
3月以降、メルカリやヤフオクなどでモミジイチゴの出品がとても増えた。萌芽の季節ということと、売れ行きを見て自生地の方が掘り上げて出品しているらしい。西の苗はあるので、できれば東のものも欲しい。味が同じなのか確かめたい〜!
通販でもたくさん見かける。楽天↓
Amazon↓
◆4月 神奈川株入手
地元神奈川の方から購入した苗↓
◆新潟から大苗入手
懲りずにフリマアプリで新潟の方から大物を買ってしまった。念願の東もの!今後はこの株を「ニイガタ」と呼ぶことにする。(その他はトットリ、カナガワで)まだ雪が残っているそうで、雪をかき分けて掘り上げたそうな。
150cmに届こうかという大きい株。雪の下でもちゃんと芽を出していて偉い。自生しているものだし喜んでもらいたいからと、お安く売ってもらえました。ただし送料は倍くらい。柔らかい枝のように見えても、ここまで大きいと結構硬くて曲げられないとか。その分箱が大きくなってしまう。
何度も相談して、できれば今年実がつくものが欲しいと言ったらこれが来た。こんなに大きくなるとは!その方によれば、3年くらいで大きい枝は枯れて、その間に生えた新しい枝(シュート、サッカーというやつ)と入れ替わるらしい。結果枝が毎年更新されるラズベリーと同じようなものかな?ラズベリー育てたことないけど。
↑まだまだ芽吹いたばかり。
切られてるけど、親指くらい太い地下茎がくっついていた。植木鉢でそこまでいくかは不明だけど、何とか根付いて欲しい。赤いシュートの兆しも二つほどあるし、頼むからそのまま育ってくれ。
◆4/6 トットリにシュート発生!
トットリの根元にシュートが発生しているのを発見。やはり地下茎を成長させていたようだ。今の枝は実がつかなかったから、これも来年の結果枝ということになるのか?実がつくまでに2年はかかるということか?今後気長に観察します。
◆ニイガタ、剪定と挿し木
↓これは何本か枝を切って挿し木してみた。ラズベリーの挿し木は成功率がすごく低いらしい。
本体より挿し木の葉の方が元気。直に水を吸えるからだろう。そのまま根付くかどうかはまた別。
これとは別に、長めの枝を長い挿し床に寝かせるようにしてみた。ラズベリーではその方が成功率が高かったと、ラズベリー愛好家のブログで見たような…。発根が切り口ではなく、その上の芽の部分かららしいので、芽をいくつも埋める方がいいようだ。
本体はちょっと元気がない気もする。根っこが切られた割に株が大きいから?もしくは昨日の暴風雨のせいかもしれない。
◆4月~ 成長期
2本生えてきている。この鉢だと間口が狭すぎる気がするが、もう色々な理由で鉢を増やせない…。根域制限して裏庭…は、もっとシュートとサッカーが増えて株分けできたらにしよう。本体は先日の暴風雨でションボリ気味。
◆梅雨と研究