の本を読み進めていくうちに、ある仮説が思い浮かびました。
本によると、
脳の神経回路が著しく変化する時期は2回あり、
2度目は、小学校高学年以降で、様相分化(現実性と可能性の違い)が分かるようになる
のだそうです。
最初(幼児期)は、ご存知の通り、いろいろな物の名前を覚える時期ですが、
この本の内容からすると、
それらの覚えたものを関連付けて推測する(可能性について考えられるようになる)時期が、2度目の発達期であると思われます。
本には、論理的な思考について触れていましたが、
このことは、感情についても、同じことが言えるのではないかと思います。
幼児期に、自分自身の感情について、それがどのように表現されるのかを学び、
2度目の発達期には、他者がどのような感情かを、今まで学習した中から、関連付けて、推測してみる。
大人になり、コミュニケーションに問題を抱えている人は、
そもそも、自己の感情に触れる機会が奪われたため、その表現方法を学習する機会がなかった、
また、
2度目の発達期に、他者の感情を思う機会がなかった、または、論理的思考にせよ、感情的な思考にせよ、可能性について考えるということを、きちんと習得することなく大人になってしまった、
ということが考えられるのではないかと思います。
もし、そうならば、大人になってからでも、感情表現を伸ばすことは可能ではないのかと思います。
ただ、子どもは、感覚的に物事を捉えて、すぐに覚えることが可能ですが、大人は、成長期を過ぎているので時間がかかります。
しかし、脳の神経回路で、伝達速度を速める
備考
これは、自分自身のことですが、
他者から、ある意見を言われると、その通りにしなければいけないと思い込んでしまう時が多々あります。
これも、自己の単純又は高度な感情表現の乏しさに加え、
他者の意見は、実際には現実かも知れないが、可能性の一つであるという意識の低さ(平易な表現では、物事を多面的に捉えられない)
ということから来ているのかも知れません。