命名騒動！？（前）
子供の名前は栗田が男の子をつけることになり、自分は女の子をつけることになり、何をつけていいか悩む山岡を飯に誘う辰。「食前酒だ」「ぬ、まむし酒」「俺の発明したまむし酒と梅酒の炭酸割り。やってみな。病みつきになる」「ぬう。今まで味わったことのない味。梅酒のいい香りと甘みに包まれた野生の味」「ははは、遊びよ」
「ぬ、アジのたたきだな」「へへ、ただのたたきじゃねえ」「ぬ。アジのたたきを餃子の皮で包むのか。ぬう。それを油で揚げるのか」「俺が発明したアジのたたき揚げ餃子だ」「ぬう、不思議な味わい」「へへへ、遊びよ」
「俺の発明したなんでもライスだ」「ぬう。いろいろ載ってる」「カレー、オムレツ、ハヤシ、たらこ海苔、トンカツのドミグラスソースかけ、もつ煮込み。俺達路上生活者はいろいろ残飯もらって一緒に食べる。するとそれが単品で食べるよりうまいんだ」「これは辰さんでなければ考えつかない食べ方だ」「遊びよ、遊び」「ぬう、人生、遊びが大事。子供の名前が閃いた」