ウルトラマンレオ 第13話 | ロロモ文庫

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大爆発! 捨身の宇宙人ふたり

逃げるバイブ星人。追うゲン。バイブ星人を撃つ二人の警官。姿を消すバイブ星人。腰に挿してあるナイフが宙に舞うのに驚き、ナイフに向かって手を伸ばすゲン。警官の一人の胸を刺すナイフ。「君がやったんだ。殺人現行犯で逮捕する」「違う。僕がやったんじゃない」

君の要請通り、ゲンの身元を引き取ったとダンに言う高倉長官。「しかし、まだ容疑は晴れたわけはない。慎重にな」「……」「ところでモロボシ君、我々は君を信じてパトロール隊の指揮を委ねてきた。だが今回のような不祥事については責任を取ってもらわねばならん」「はい。全て私の責任です」「君を隊長の任務から外すという意見もある。おまけに事件を起こしたおおとり隊員は君の推薦で入隊したそうだな」「はい」「迂闊に人を信用して推薦したりするもんじゃない」「……」「まあ今回だけは君の輝かしい過去の実績のおかげで解任は免れた。しかしモロボシ君、二度と繰り返してくれるなよ。君のような有能な男を失いたくないからな。隊員の処置については君に任せる」「はい」

あれはバイブ星人がやったんですと言うゲンにそんなことはわかってると言うダン。「私はお前の迂闊さを責めているんだ」「しかし」「今更言い訳などいらん。それより考えてみろ。私とお前はこの地球を守るたった二人だけの宇宙人なんだ」「……」「わかるか。私とお前がMACにいなくちゃならん理由が」「……」「この地球をこよなく愛し、故郷だと思ってる俺たちがこの地球を守らねばならん。それが使命なのだ」「……」「お前はこの事件から手を引くのだ。いいな、ゲン」「しかし、星人を誰が倒すんです」「心配するな。俺が倒す」「……」「一週間の停職だ」

ザリク星人を追い詰める青島たち。姿を消すザリク星人。腰に挿してあるナイフが宙に舞うのに驚き、ナイフに向かって手を伸ばす青島。そこに現れナイフめがけて発砲するダン。紫色の血とともに地面に落ちるナイフ。やがて血を流しながら姿を消すザリク星人。追いかけようとする青島たちにやめろと叫ぶダン。「ゲンの二の舞はよせ」「え」「星人の罠にかかるばかりだ。みんな本部に戻るんだ」

自分が写した特殊カメラでの映像を解析するダン。「バイブ星人は人間の眼では見えない振動をしている。ちょうど自転車の車輪やプロペラのようにな。だがレンズの眼は誤魔化せない」「星人が俺のナイフを抜いている。おおとりは星人の罠にまんまと。隊長、このことをおおおりに知らせます」

巨大化して大暴れするバイブ星人。攻撃するMAC。攻撃を受けて身体を振動させ人間の眼に見えないようにしてビルを破壊するバイブ星人。マッキー3号に乗り込むダン。(ヤツが見えるのは私だけだ。私はセブンに変身できない。しかしヤツを倒すのは私だ。ゲン、俺がいなくても後は頼む」バイブ星人に突っ込むマッキー3号。爆死するバイブ星人。マッキー3号から放り出されたダンを受け止めるウルトラマンレオ。

大怪我をしたダンに僕の不注意でこんなことになってしまってと詫びるゲン。「私は約束通り、星人を倒したぞ」「すいません」「謝ることはない。私はお前に命を助けられたんだから。礼を言うのは私だ」「セブンに変身できない隊長が星人を倒すとしたら、ああするしかないと思ってました」「そうか」