ウルトラマンレオ 第4話 | ロロモ文庫

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男と男の誓い

海中に姿を消すウルトラマンレオ。マッキー3号を操縦し、ツルク星人を高圧線に触れさせるように誘導するダン。電気ショックを浴びて退散するツルク星人。

波打ち際で瀕死の状態で発見され城南スポーツクラブに運ばれるゲン。「ゲン」「隊長」「私と一緒に来るんだ」「隊長さん。おおとりさんはまだ無理です。もうしばらく」「大丈夫です」「見てください。まだ手がこんなに冷たく」「ゲンの体のことは私が一番よくわかってるつもりです。その上、体が暖かくなる方法も知ってます。ゲン、行くんだ」「はい」「柔道着を持ってくるんだ」

なぜ変身したとゲンに聞くダン。「だってMACが全滅しそうになったんですよ」「余計なことをするな」「……」「MACには私がいるんだ。なぜ私の言うことを聞かない」「……」「星人がもうすぐ戻って来る。今度は電気ショックなど通用しないだろう。この貴重な時間をお前は無駄に過ごしてしまったんだ」「……」「何かと言えばウルトラマンレオに変身するお前の心が許せない。変身する前にすることをお前は忘れている」「変身する前にすること?」

技の完成だと言うダン。「この滝の水を切れ。お前ならできる。この水を奴の手刀だと思え。どんなことがあってもその技を覚えるまで来るな」「しかし」「余計なことは考えるな。早く練習しろ」三度巨大化し大暴れするツルク星人。ウルトラ念力を使って、ツルク星人の動きを止めるダン。

水なんか切れないと絶望するゲンに、その涙はなんだと怒鳴って、倒れるダン。「隊長、しっかりしてください」「うるさい」「隊長、またウルトラ念力を」「うるさい」「あれを使うと命が縮むんでしょう。やめてください」「馬鹿野郎」ゲンを殴るダン。「人のことなどどうでもいい。なぜお前は俺に言われたことをやらん」「僕にはできない」「お前がやらずに誰がやる。お前以外に地球は救えない」「……」「みんな必死で生きているのに、挫ける自分が恥ずかしいと思わんか」「……」「やるんだ。もう一度やるんだ。ゲン、流れを見ることができなければ水を見ることはできない。いいか、流れに目標を見つけるんだ。それまで私が星人を食い止めておく」「はい」

滝の水と一緒に流れ落ちる桜の花びら。「これだ。流れに目標があったぞ」滝の水を切ることに成功するゲン。「やったぞ」ウルトラマンレオに変身するゲン。ツルク星人の両手の刃を見切ってツルク星人を斃すウルトラマンレオ。

アパートを移ってトオルとカオルと一緒に住むことになったとゲンに言う百子。「今度遊びに来てくださいね」「うん。トオル君、カオルちゃん、よかったね」「うん」お前が彼らに喜びを与えたんだとゲンに言うダン。「じゃあ行こうか」「はい」