作:雁屋哲、画:花咲アキラ「美味しんぼ(457)」 | ロロモ文庫

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疑わしい日(中)

つわりでも食べられるのは何かと考える山岡。(じゃないもはいいな。ビタミンCもたっぷりあるし、消化にもいいし、じゃがいものポタージュを作るか。牛乳とバターで味を着ければすんなりとした味で食べやすい。牛乳の味がつらいなら、単にじゃがいもとニンジンち長ネギを小さく切って煮込んだスープを作る手もある。身体のあんばいによって肉を一緒に煮込んでもいい)

(じゃがいもを茹でて、それに梅干しを裏ごしにしたものをつけて食べるのもいい。じゃばいものパンケーキもいい。リンゴを甘く煮たもにをかけやら、リンゴの甘酸っぱい風味で食欲が出るはずだ。あ、山芋がある。これを細切りにして酢醤油をかけて海苔をふったら、酸っぱくてあっさりしてて泣けてくる)

(芋ばかりじゃ芸がない。やはり白菜はありがたい。細切りにしてサラダドレッシングをかけて、しばらくしんなりさせたものは食欲をそそる。さもなければコンソメスープで煮たものも胃に優しいし、元気が出る。レンコンはニンジン、里芋、鶏肉と一緒に甘辛く煮込むとちょっとつまむのにいい。こういう純和風のものが具合の悪い時にありがたい)

(高野豆腐もいい。おつゆをたっぷり含んだ高野豆腐を噛むと、そのおつゆが口一杯にあふれて、気分の悪い時でも食欲が出る。うずら豆ととら豆を甘く煮たのもいい。食欲がなくても少しずつつまめ、栄養がつくから、豆は大事。ワカメの酢のものは必需品だ。酢のあんばいを加減すれば毎回食べても飽きない)

(牛肉の赤みの部分でそぼろを作るのもいい。これがあればご飯に載せてもいいし、トーストの上に載せてもいい。素うどんの上に乗せればいい風味の牛肉そぼろうどんができる。鶏ガラと牛骨でスープを取って冷凍しておけば、いつでも解凍して使える。ご飯をこのスープに入れて、醤油で味付けをして、アサツキのみじん切りを添えると、いい味のおじやができる、ラーメンのスープにも使えるし、つわりで料理をするのが辛い時に便利だ)

そして栗田は妊娠したことを山岡に告げるのであった。