坪井智哉はＰＬ学園に進学しますが、在学中に甲子園に出場することはできず、高校卒業後は青山学院大に進学し、１９９３年には春季１部リーグを制し、全日本大学野球選手権を優勝し、大学野球日本一を勝ち取り、東都大学リーグ通算８６試合出場、２８６打数７０安打、打率２割４分５厘、７本塁打、４７打点を記録し、１９９５年秋季の打率４割０分９厘（リーグ３位）を記録し、ベストナインに選出されます。
大学卒業後は東芝に就職し、都市対抗野球では２年連続ベスト８。１９９６年の社会人野球日本選手権でチームは準決勝で敗退しますが、１４打数９安打、打率６割３分４厘を記録して首位打者賞と大会優秀選手に選出。１９９７の社会人野球日本選手権でチームは準決勝で三菱重工神戸に敗れますが、２年連続で大会優秀選手賞（外野手部門）に選出され、１９９７年ドラフト４位で阪神タイガースに入団します。
ルーキーイヤーの１９９８年は４月１９日に１番ライトでプロ入り初スタメンし、７月４日の広島戦で１回表に左中間へプロ初本塁打となる初回先頭打者ランニング本塁打を放ち、プロ初本塁打がランニング本塁打は２リーグ制以後、武上四郎・緒方耕一に次いで史上３人目で、初回先頭打者ランニング本塁打は史上５人目の記録で、新人では史上初の快挙となりました。
８月２７日には規定打席に到達し、打率３割２分７厘でセ・リーグ３位の打率を記録し、。この年に記録した１３５安打は、１９４８年に後藤次男が記録した１２９安打を更新する球団史上新人最多安打記録で、シーズン打率３割２分７厘は２リーグ制分立後の新人最高打率で、両リーグで規定打席到達者は７１人いましたたが坪井だけが併殺打０で、規定打席に到達した新人選手の併殺打０はＮＰＢ史上初でありましたが、この年のセ・リーグ最優秀新人賞は川上憲伸（中日）が受賞します。
１９９９年は新人から２年連続３割打者となる打率３割０分４厘を記録（新人から２年連続打率３割達成は史上４人目の記録）しますが、２０００年は打率２割７分２厘に終わり、２００１年と２００２年は出場機会が激減し、２００２年オフに野口寿浩との交換トレードで日本ハムファイターズへ移籍します。
移籍１年目の２００３年は序盤から絶好調で前半戦終了時点でパ・リーグ２位の打率３割５分５厘を記録し、ファン投票外野手部門３位で通算３度目のオールスター出場を果たし、最終的に新人時代に記録した打率３割２分７厘を更新し、自己最高の打率３割３分０厘を記録し、プロ野球史上初の両リーグ入団１年目でシーズン打率３割越えを達成します。
２００４年は６月に入るまでは３割以上の打率を記録してますが、２年連続打率３割を記録できず、２００５年以降はスタメン出場が減り、２０１０年オフに戦力外通告となり、オリックスバファローズと契約しますが、２０１１年オフに戦力外通告を受け、通算１０３６試合に出場し、２割９分２厘３２本塁打２６５打点５０盗塁をマークしたわけです。
１０位は３６試合に出場し２割３分４厘０本塁打９打点１盗塁をマークした２０１０年。９位は４３試合に出場し２割１分９厘２本塁打１１打点１盗塁をマークした２００１年。８位は８４試合に出場し２割６分７厘０本塁打１５打点０盗塁をマークした２００９年。７位は１００試合に出場し２割８分３厘０本塁打２３打点６盗塁をマークした２００７年。６位は８９試合に出場し２割８分４厘１１本塁打４３打点４盗塁をマークした２００４年。
５位は９８試合に出場し３割０分９厘２本塁打１９打点５盗塁をマークした２００５年。４位は１２８試合に出場し２割７分２厘４本塁打３２打点６盗塁をマークした２０００年。３位は１３４試合に出場し３割０分４厘５本塁打４３打点６盗塁をマークした１９９９年。２位は１２３試合に出場し３割２分７厘２本塁打２１打点７盗塁をマークした１９９８年。１位は１２３試合に出場し３割３分０厘５本塁打４０打点１３盗塁をマークした２００３年となるわけです。