今江敏晃はＰＬ学園高で１年生時から４番に座り、２０００年夏の甲子園に出場するも、３回戦で敗退し、２００１年ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから３巡目で指名で入団します。
ルーキーイヤーの２００２年は４月２８日の近鉄戦で代打として一軍デビューし、４月３０日のダイエー戦では遊撃手として一軍初のスタメン出場を果たし、２００３年はイースタンリーグの選抜選手としてフレッシュオールスターに出場し、１対３で迎えた８回裏１死満塁の打席で走者一掃の逆転三塁打を放って、ＭＶＰに選出され、２００４年６月にはプロ初本塁打を記録します。
２００５年は９番三塁手として初の開幕スタメンを果たすと、三塁手としてレギュラーに定着し、球団史上歴代５位となるシーズン２２試合連続安打を記録し、初の規定打席と３割に到達。阪神との日本シリーズでは、第１戦・第２戦で８打席連続安打、シリーズ打率６割６分７厘と新記録を達成し、日本シリーズＭＶＰに選出され、三塁手部門のベストナインと初のゴールデンクラブ賞を受賞します。
２００８年は９月７日までに打率３割０分９厘、１２本塁打、５５打点を挙げるものの、ソフトバンク戦でより右上腕へ死球を受け右尺骨骨折し、結局一軍に復帰できないままシーズン終了となり、２００９年は打率２割４分７厘と低調に終わり、２００５年から受賞していたゴールデングラブ賞を小谷野栄一に譲ります。
２０１０年は打率がリーグ３位の３割３分１厘と打撃好調で、中日との日本シリーズでも打率４割４分４厘を記録し、２度目の日本シリーズＭＶＰを獲得。２０１３年は５月１５日の巨人戦ではプロ入り後初の４番打者に入るなど、打率３割２分５厘はパ・リーグ２位で、２０１５年シーズン終了後、海外ＦＡ権を行使することを表明し、楽天と契約します。
２０１６年は８月２６日のオリックス戦で、ＮＰＢ史上１２２人目の通算１５００安打を記録。２０１８年は主に４番打者として、前半戦で打率３割をマークし、ロッテ時代の２０１４年以来、４年振りにパ・リーグの規定打席へ到達し、２０１９年シーズンを終えて現役引退し、通算１７０４試合に出場して、２割８分３厘１０８本塁打７２６打点３２盗塁をマークしたわけです。
１０位は１１３試合に出場し２割４分７厘９本塁打６０打点２盗塁をマークした２００９年。９位は１３６試合に出場し２割５分３厘６本塁打４７打点０盗塁をマークした２０１２年。８位は１３４試合に出場し２割６分９厘８本塁打５１打点２盗塁をマークした２０１１年。７位は１２６試合に出場し２割６分７厘９本塁打４７打点３盗塁をマークした２００６年。６位は１２０試合に出場し２割７分０厘１０本塁打５４打点１盗塁をマークした２０１４年。
５位は１２７試合に出場し２割７分６厘１０本塁打４９打点０盗塁をマークした２０１８年。４位は１１７試合に出場し３割０分９厘１２本塁打５５打点３盗塁をマークした２００８年。３位は１３２試合に出場し３割１分０厘８本塁打７１打点４盗塁をマークした２００５年。２位は１３２試合に出場し３割２分５厘１０本塁打７４打点５盗塁をマークした２０１３年。１位は１４０試合に出場し３割３分１厘１０本塁打７７打点８盗塁をマークした２０１０年となるわけです。