変身忍者嵐 第31話 | ロロモ文庫

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妖怪人形!ドーテムの呪い!!

木こりの治平を襲うドーテム。「用なしの木こりよ。わが生贄になるのだ」「わしには可愛い娘がいる。むざむざ貴様なんぞの」「ほざくな」タツマキに怪しい気配がすると言うハヤテ。「急ごう」治平の白骨死体を発見するハヤテとタツマキとツムジ。「なんと惨いことを」「きっと西洋怪人の仕業だよ。ねえ、ハヤテさん」「ああ」「すると噂通りこの近くに大魔神像が」

そこに現れる治平の娘の小百合。「この着物はお父さんのもの。どうしてこんな」「この死骸はあなたの」「なんでお父さんをこんな目に」「違う違う。違うんじゃよ」「だってここにいるのが何よりの証拠だわ」「おいらたちが来た時にはもうこんな死骸になっていたんだ。誤解しないでくれ」「ウソよ」「我々はたった今この村に入ったんだ。あなたのお父さんをこんな目に合わすわけはない」「……」「とりあえずあなたの家までこの遺体を運ぼう」ふふふと笑う悪魔道人。「うまくハヤテを誘い込んだな、ドーテム」「はっ」「必ず忍者大秘巻地の巻を奪い取るのだ。そしてハヤテを殺せ」「はっ。では早速次の手を」

小百合に語りかける人形。「わしの言うことをよく聞くのだ。お前の父親を殺したのは隣の部屋で寝ているハヤテたち三人だ」「やはり、お父さんを殺したのはあの三人ね」「その通りだ。憎い三人にお前は復讐せねばならん。思う存分遺恨を晴らすのだ」ツムジの首を絞める小百合。「お父さんの仇」「何をするんだ」姿を消すツムジと小百合。ふふふと笑いながら現れるドーテム。「西洋妖怪だな」「西洋ではない。わしの名はドーテム。はるばるアフリカの地より貴様たちを殺しにやってきた。さあ貴様の持つ地の巻を渡せ」「そうはいかん」

アフリカの人形を使ってハヤテたちを翻弄するドーテム。変身忍者嵐に変身するハヤテ。「ドーテム。ツムジと小百合さんを返せ」「地の巻を渡してからだ」「そうはいかん」「ふふふ。嵐、子連れでは自由はきくまい」そこに現れる月の輪。「嵐。子供たちは私にまかせろ」「頼むぞ。月の輪」自由がきくようになった嵐は嵐稲妻斬りでドーテムを斃すのであった。