2023年時事通信年間ニュースベスト10(海外) | ロロモ文庫

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いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「WHOがコロナ緊急事態解除」で世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5月5日、新型コロナウイルスの世界的大流行を受けて2020年1月末に宣言した緊急事態の終了を発表。新型コロナの感染者・死者が減少し、WHOの専門家会合で、もはや緊急事態に当たらないという見解が示されたため、宣言から3年3カ月余りを経て解除に踏み切ったわけです。

9位は「北朝鮮が軍事偵察衛星発射」で、北朝鮮は11月21日、北西部・東倉里から軍事偵察衛星「万里鏡1号」を搭載した新型運搬ロケット「千里馬1型」を打ち上げ、翌22日に成功したと発表。衛星を地球周回軌道に進入させ、米ホワイトハウスや国防総省、沖縄県の米軍嘉手納基地、韓国の首都ソウルなどの重要地点を撮影したと主張したわけです。

8位は「トランプ前米大統領起訴」で、米ニューヨーク州の大陪審は3月30日、不倫相手への口止め料を巡り、ビジネス記録に虚偽の記載をしたなどとして、ニューヨーク州法違反の罪でトランプ前大統領を起訴。米大統領経験者が起訴されるのは史上初めてなわけです。

7位は「異常気象、各地で災害」で、異常気象の影響とみられる自然災害が各地で相次ぎ、8月には米ハワイ州マウイ島で、大規模な山火事により約2200棟が全半焼し、100人が死亡するなど甚大な被害を引き起こし、9月には、リビア東部で暴風雨により二つのダムが決壊し、大規模な洪水が発生し、推計1万人超の死者・行方不明者が出たわけです。

6位は「習体制、人事・経済で異変」で、中国は今年、習近平体制で異例の動きが目立ち、夏以降、外相、国防相が相次ぎ解任され、ロケット軍司令官らが突然交代。一方、中国経済は人口も減少局面に突入。不動産不況が長期化し、内需は力強さに欠けているわけです。

5位は「トルコ地震、5万人超死亡」で、2月6日未明、トルコ南部でマグニチュード7.8の地震が発生し、隣国シリアを含めて死者は約5万7000人に上り、トルコでは最大300万人以上が避難生活を余儀なくされたわけです。

4位は「大谷MVP、ドジャース移籍」で、44本塁打で日本勢初の本塁打王となり、投手では10勝を挙げ、史上初の2年連続「2桁勝利、2桁本塁打」を達成し、2年ぶり2度目の最優秀選手に輝いた大谷翔平選手が、6年在籍したエンゼルスからドジャースに移籍すると発表。総額でプロスポーツ史上最高とされる10年7億ドル(約1015億円)の大型契約に国内外の関心が集まったわけです。

3位は「ウクライナ戦況こう着、ワグネル反乱」で、ロシアのウクライナ侵攻は2年目に入り、欧米諸国には「支援疲れ」が顕在化。一方、侵攻の先兵となったロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が6月下旬、反旗を翻し、南部軍管区司令部を占拠し、モスクワに向けて進軍しましたが、プリゴジン氏は8月、搭乗していた自家用ジェット機が墜落し、死亡したわけです。

2位は「生成AIに脚光、規制も課題に」で、利用者の簡単な指示に応じて文章や画像を自動で作る生成AIが、その性能の高さから一躍脚光を浴び、急速に普及が進み、2022年11月に一般公開された米オープンAIの対話型AI「チャットGPT」に対抗しようと、グーグルやメタに代表される米IT大手が次々と参入しているわけです。

1位は「イスラエル・ハマス軍事衝突」で、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが10月7日、イスラエルに大規模な奇襲攻撃を仕掛け、民間人ら約1200人を殺害、約240人を人質に取り、イスラエル軍は「ハマス壊滅」を掲げてガザへ報復攻撃を開始。住民が避難する学校や病院も被害を受け、パレスチナ側の死者は2万人近くに上ったわけです。