はで始まる大人の最強雑学ベスト10(1) | ロロモ文庫

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いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

10位は「8000万年後に日本とハワイがくっつく?」で、地球の表面はプレートと呼ばれる10数枚の巨大な岩盤で複雑に覆われ、プレートは長い時間をかけて少しずつ動いており、それによって地球上には様々な現象が起こるが、日本の周囲には太平洋プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレート、フィリピンプレートの4枚のプレートがり、ハワイ諸島が乗っている太平洋プレートは1年に6~8センチずつ北西に移動しているので、約8000万年後には日本とハワイはくっつくことになるわけです。

9位は「パンダはもともとレッサーパンダのこと?」で。パンダという名前が初めてよに登場するのは1825年で、調査のためにネパールを訪ねた西洋人が、赤錆色の動物について現地人に聞いたところ、「ネガリャポンヤ(竹を食べる者)」と教えられ、これが「パンダ」になったとされるは、この時に発見されたのはレッサーパンダで、1869年に白黒模様のクマが発見されると、これも竹を食べて大きなことから「ジャイアントパンダ」、先に名付けられていたパンダに「小さい」という意味の「レッサー」がつけられ、「レッサーパンダ」という名称が誕生したわけです。

8位は「花火の色は元素が決める」で、現代の花火は炎色反応を利用して多彩な色を出しており、炎色反応とは金属が燃えるとその元素によって決まった色を放出することで、花火に使われるのは深い赤を出すストロンチウム、青緑の銅、黄色のナトリウム、黄緑のバリウムで、これらは価格が安くて入手しやすいので、花火師はこの4種類を組み合わることで自由自在に色を出すが、他の元素の炎色反応としては、リチウムの赤、カリウムの薄紫、カルシウムのオレンジ色、ホウ素の緑、ガリウムの青、インジウムの藍色があり、炎色反応の色の違いは電子の動き方によって生まれ、加熱された電子は、熱エネルギーを持って別のコースに移ろうとするが、エネルギーの高いところは不安定なので、すぐに元の安定したコースに戻ろうとするが、この動き方が元素によって違うので、特有の炎の色が見えるわけです。

7位は「阪神タイガースはなぜ阪神タイガーズではないのか」で、プロ野球の球団名は英語の発音をそのままカタカナ読みにしたものが採用され、英語の名詞を複数形にする場合、Sの発音は無声音で終わる名詞はス、母音やンで終わる名詞ならズと濁るので、母音で終わるタイガーはタイガーズになるはずだが、阪神タイガースの前身である大阪野球俱楽部の時代に決まった愛称は大阪タイガースと、最初からスだったわけです。

6位は「パトライトを模型にしたのは映画評論家の水野晴郎?」で、彼は大の警察マニアとして知られており、かつて日本のパトカーの警告灯(パトライト)は屋根の中央に円筒状の赤色警光灯は置かれているものが主流で、水野は米国で目にしたパトカーのお緒方警光灯を見て、親交のあった警視庁の幹部に提案したため、日本のパトカーも大きな模型の散光式警光灯(パークライト)を取り付けることになったわけです。

5位は「バスケットボール選手の背番号が4から始まる理由」で、バスケットボールの審判は、得点やファウルの判定をホイッスルを吹くだけではなく手でも表し、得点の時に指をたてたり、フリースローの回数、3秒のオーバータイムも指で合図したりするので、審判は1~3を指で表すことが多く、審判は反則を犯した選手がいると、ホイッスルを吹いて背番号を指の本数で示し、こうしたことから紛らわしくならないように、背番号は4からと決められたわけです。

4位は「バイアグラは研究の失敗から偶然生まれた」で、米国の製薬会社ファイザーの研究施設で1996年に5型ホスホジエステラーゼ阻害薬と呼ばれる試薬が開発され、これは狭心症の治療薬の開発の末に生まれた薬だったが、臨床試験の結果、心臓動脈の狭窄に目立った治療効果がないことが判明したは、血流を高める効果があった新薬は、その血管の場所が研究者の期待した部位ではなく、男性のアソコだったため、研究者はその効果をインポテンツ研究専門の学会誌に発表し、1998年にバイアグラという商品で販売を開始し、青い小さな錠剤はファイザーのドル箱商品となったわけです。

3位は「鳩が焼き鳥に?五輪開会式で起きた悲劇」で、オリンピック憲章はオリンピックに関するあらゆる規定を成文化したもので、規則69付属細則には「開会式のオリンピック組織会長の祝辞は最高3分」とか「聖火への点火に続いて、平和を象徴する鳩が解き放たれる」といった規定があるが、1988年ソウル五輪開会式で、聖火台点火よりも先に鳩が放たれたことで、鳩は聖火台に止まってしまったので、点火されるやいなや、鳩は炎に包まれて死んでしまったわけです。

2位は「ハットトリックのハットとは何のことか?」で、サッカーの試合で1試合に一人の選手が3得点以上することをハットトリックというが、その由来はイギリスの伝統的球技のクリケットにあり、クリケットの投手が連続3球で3人の打者をハットトリック達成となり、1球でアウトにされる打者が3人も続くのはとてもまれなことで、その呼び名は19世紀後半、この偉大な記録に対して敬意を表し、クリケットの投手に帽子が贈られたことから来ているわけです。

1位は「バターはもともと薬として使われた」で、バターの起源は世界最古の文明とされるメソポタミア文明までさかのぼり、当時、パターは食べるだけでなく、薬としても使われ、傷薬や膏薬として肌に塗ったり、目薬は髪油などに使われたが、ヨーロッパでバターは使われるようになったのは6世紀のフランスと言われ、同じころ、仏教とともに日本に伝わり、当時の日本でバターは蘇と呼ばれ、貴族や天皇家しか手に入らない貴重なものだったわけです。