ロロモ文庫

ロロモ文庫

いろいろなベスト10や漫画のあらすじやテレビドラマのあらすじや映画のあらすじや川柳やスポーツの結果などを紹介したいと思います。どうぞヨロピク。

1978年。ブラッドは仕事もせず仲間の不良たちとブラブラと怠惰な毎日を送っていた。突如家にやってくる父のブラッド。「お前がブラッドか。また来る。いくつになった」「いい年だよ」父に会いに行くブラッド。「俺のことを聞いてるか」「ああ。泥棒だって。稼ぎがいいんだってね」「俺は金離れがいいことで有名だ。ケチな泥棒じゃねえ」

仲間たちに息子を紹介するブラッド。「ディッキ。パッチ。ボイド。トニー。皆、家族みたいなもんだ。あれがお前の継母、メリー・スー。お前と五つしか違わない」子供がいたのかとブラッドに聞くボイド。「二人いる」べらべらしゃべるパッチ。「でも兄貴がムショにいる時、ジュリーが浮気してできたのが二人目だよ」家族の悪口を言うなとパッチに言うブラッド。

ブラッドは父親たちと一緒に暮らすようになる。息子のために車を買ってやるブラッド。ブラッドは16歳のテリーという娘と知りあう。父に仕事を手伝わせてくれと申し出るブラッド。「お前はダメだ。ママのところに帰れ。ここにはメリー・スーもいるし」家に戻ったブラッドに語る母のジュリー。「お前のパパは結婚したころはいい男で、紳士みたいに求婚したわ」お父さんってどんな人とブラッドに聞く弟のトミー。

レストランで二人の息子にごちそうするブラッドにレスターと言う男が話しかけてくる。「こいつら、新入りかい」「俺の息子だ」「立派な家族だな」「うせろ。レスター」「いつか小銃を盗んだっけな。独立戦争博物館から。ディッキが管理人を殴って」「……」「俺とは口をききたくないか。もう一度仲間にしてくれよ」「デカに頼まれたか」「デカだって商売だよ。いや、冗談だ」「……」「わかった。行くよ。ほら、いなくなった」

ブラッドは父のように不良仲間やトミーと泥棒をするようになる。散弾銃で撃たれたブラッドの手当てをするうちにブラッドと結ばれるテリー。酒場にいる父たちのところにテリーを連れて行くブラッド。俺たちのことを聞いているかとテリーに聞くパッチ。「ええ、いろいろと」「いいことか?」いいことなんてしたかと言うトニー。

父に頼むブラッド。「テリーと住む家を買う金が欲しい。だから仲間に入れてくれ」はははと笑うパッチ。席を立つボイド。いいわよ、と言うテリー。「入れなくてもいいわ。でも彼の方が上よ」席を立つディッキとボイドにトニー。テリーにはずしてくれと言ったブラッドはまずいぞと息子に言う。「そういう話は俺と二人でしろ。彼女はいい子だが若すぎる。グループには決まりがある。勝手は許されん。今日は帰れ」

ブラッドは息子に仕事を手伝わせる。レストランでよくやったぞとブラッドを褒めるパッチ。「俺は大学で絵の勉強をすればよかった。今日みたいに金持ちの家に入るとどれが値打ちものの絵かわからない」「一番汚いのを選ぶのさ。古いのが高い」ブラッドたちは刑事のモスカーがレスターと握手しているのを目撃する。

レストランから出たレスターを車に乗せるブラッドたち。「一緒に仕事したがってたな。これから行こうぜ」「ああ」「あいつと何を話してたんだ。天気の話か?」「情報を売った。モスコーはFBIを呼び込んだぜ。大陪審にかけるつもりだ」「俺たちをか?」「そうだ」沼地に連れて行かれたレスターは、沼の中に顔を突っ込まれて殺されてしまう。黙ってろと息子に命令するブラッド。

俺はもう一緒に働かないと父に言うブラッド。「よそに行くよ」「どこへ行って何をするんだ」「考えてる」「金はどうする。生活には金がかかるぞ」「何とかするよ」「お前には盗みしかできない。それも一人じゃダメだ。どうせまた俺に泣きつくんだ」「今に分かるよ」テリーは叔父さんのところで働けるわとブラッドに言う。「大空カントリーって言うのよ。見渡す限り畑なの。長さ80キロ、幅30キロ。従妹の夫だって勤めてるんだから。犬より頭が悪いのに」「……」「私、あなたが好きよ」

ブラッドたちはトラクターを盗もうとするが、あっさり警察に捕まり、留置所送りとなる。情報屋に息子の様子はどうだと聞くブラッド。「本格的な調べはこれからだ」「FBIを呼んだって本当か」「ああ」「証拠は」「まだないが、何か見つけるだろう。来週までに証拠が見つからなければ大丈夫だ」「見つかるとどうなる」「……」

なぜ彼だけ釈放されないんでしょうとブラッドに聞くテリー。「長い事入れておけば白状すると考えているのさ」「何を?」テリーは面会に行きたいと言う。ブラッドはあそこに行くと男達にじろじろ見られてとても素面じゃ耐えられないと言って、テリーに酒を飲ます。

ふらふらになったテリーを小屋に連れ込むブラッド。「ここはどこ?」「息子は馬鹿だ。女に仕事の干渉をさせるなんて」「早く彼に会いたいわ」「息子と二度と会うな。約束するんだ」「彼が好きよ」「それが間違いだ。お前は知りすぎてるし、話しすぎる」「嫌」「彼がお前を嫌いになるようにしてやる。もう彼にお前を抱かせないぞ」テリーを犯すブラッド。

留置所で黙秘を通すブラッド。大陪審から召喚状を受けたブラッドの仲間の二人が殺されて穴の中に埋められる。トミーを呼び出すブラッド。「大陪審に呼ばれたら何を言うつもりだ」「別に何も」「嘘つけ」トミーを射殺するブラッド。テリーは釈放してくれと要求する。「言うだけ言った。出してくれよ」「お前の親父がお前のダチ公の証人を三人も隠した。トラクター泥棒以外で何か知ってないか」「レスターの話なら」

釈放されたブラッドはテリーと街を出ようとするが、テリーは無数の銃弾を浴びて即死する。生き残ったブラッドは父親と会う。「釈放されたか」「嘘ついて出てきた。これから遠くに逃げるよ」「それがいい。顔色が悪いぞ」「それはそうだろう。今夜どこに行った?」「メリー・スーと喧嘩して叩きだした。それからいつもの店に」歩こうとする父に銃をつきつける息子。「あんたがトミーを殺したのか」「トミーが何だ」「テリーも撃ったな」「テリーには何もしない」「僕も撃つつもりだったんだろう」「何を怒ってる」「死んでもらう」

銃をぶっぱなす息子。「僕はテリーを愛していた。それを殺しやがった。だから命をもらう」「俺を殺す勇気があるか。俺はお前の父親だぞ」「親子の縁を切る」「お前は拷問を受けて気が変になったんだ。俺はお前に金をやったし車もやったし仲間にもした」「それが何だ」「俺はお前を愛している」「僕もパパが好きだよ」銃をぶっぱなして、父の顔に銃をつきつける息子。「よせ」「やめたよ。これじゃ楽すぎる。ゆっくり死んでもらう。これから毎日苦しんでもらうよ」

大陪審で証言するブラッド。「名前は」「ブラッド・ウッドワース」「通称はあるか?」「ブラッド・ジュニア」「同名のシニアがいるのかね」「はい」「それは誰だ」「父です」

(南太平洋の秘密の孤島。勇気あるトレーシーファミリーが組織する国際救助隊。彼らは世界を駆け、災害現場に常に一番乗りを果たす。彼らとその救助マシンにつけられた名はサンダーバード)

トレーシー家の5男のアランはまだ高校生と言うことで、父のジェフや長男のジョン、次男のスコット、三男のバージル、四男のゴードンのようにサンダーバードの一員として活躍できないことを不満に思っていた。アランは科学者のブレインズの息子で同級生のフォーマットとともにサンダーバードがロシア油田事故で大活躍する模様をテレビ映像で見て興奮する。

ジェフは英国秘密諜報員のペネロープをトレーシー島に招待する。春休みになったアランとフォーマットとともにペネロープの運転手のパーカーの操縦する自動車兼飛行機でトレーシー島に向かうペネロープ。ジェフたちは油田で救出した作業員をサンフランシスコまで運ぶが、フッドの部下のマリオンが1号に追尾液体を付着させる。潜水艦の中で満足そうに笑うフット。「神々の乗った戦車がオリンポスの山にご帰還らしい。御伴しよう」

学校は退屈だとジェフに訴えるアラン。「これからはうちで勉強して、時々ミッションに参加させて」「それはダメだ。高校を卒業させてから」ペネロープに挨拶するトレーシー家の執事のキラノの娘のティンティン。ペネロープは油田事故の黒幕の調査をするためにパーカーとイギリスに戻る。ブレインズに話があると言うファーマット。「女の子の話か」「違うよ。1号にガリウムの化合物らしきものが」「すぐ調べてみよう」

1号の追尾溶液から映像が届いたとフッドに報告するトランサム。攻撃準備が完了したとフッドに報告するマリオン。「早速攻撃を」「私の物となる建物だぞ。東洋武術の極意は敵の力を利用することにある。奴らを追い出すのは困難だ。だから自分から出ていくのを待つ。奴らの任務は救助。救助のいけにえを与えればよい」

トランサムは宇宙空間でパトロールする5号にミサイルを発射する。コントロール不能となった5号に搭乗するジョンを救うために、ジェフとスコットとバージルとゴードンは3号に乗って宇宙に向かう。

3号と5号はドッキングし、ジェフたちはジョンを救出する。基地に潜入したフッドたちはブレインズとキラノを拘束する。フッドは超能力でブレインズを操り、コントロールシステムを起動させる。ジェフたちに基地を乗っ取ったと宣告するフッド。「お前らには制御不能だ」「お前は誰だ。目的は何だ」「名前はフッド。ロンドン銀行を手始めに世界中の大銀行を襲う。世界金融は大混乱。犯人はお前らだ」「なぜそんなことを」「目には目だ」「目には目?」「私を忘れたか。弟のキラノは君が救った。あの時、私は置き去り。死ぬほどの苦痛を味わい、超人的な精神力を身に着けた。お前らに同じ苦しみを味合わせる」

通気口に隠れて二人の会話を聞いていたアランとファーマットとティンティンはダクトドアで逃走する。フッドは1号のロケット噴射でアランたちを焼き殺そうとするが、三人は間一髪で海に逃げ込む。三人は死んだと喜ぶトランサム。急げとマリオンに命令するフッド。「銀行を襲うのに必要な機材を2号機に積み込むのだ」衛星ポイントを探そうと提案するファーマット。「そして5号のコントロール機能を奪い返す」「わかった」「フッドたちは2号を飛ばせない。誘導プロセッサーはここにある」「やったな」

パーカーに緊急事態よと言うペネロープ。「トランサムとマリオンはフッドに雇われていることはわかったわ。フッドはダイヤの不法採掘中に事故死したことになっている。その時、サンダーバードは500人救出。その中にフッドの弟のキラノがいた」「世界で大惨事が起こっているのにサンダーバードは出動せず、マスコミは大騒ぎしてます」「心配だわ。トレーシー島に行くわよ」

衛星ポイントに向かうためにジャングルを歩くアランたち。フッドは人の心を動かせるとファーマットに言うアラン。「バカな。科学的じゃないよ」「でも君のパパの心を動かした」ジェットモグラを使うとフッドに言うマリオン。「荒っぽいな」「仕方ありません。銀行を襲うんです」2号を飛ばせないと言うトランサム。「誘導プロセッサーがありません」「アランだ」「彼らは死んだのでは」「生きている。私が地獄から戻ったように。捕まえろ。手段は選ばん」

ティンティンは年頃だとアランに言うファーマット。「年頃とはどういう意味だ」「彼女が好きなんだろう」「悪くはないけど」アランに動かないでと言うティンティン。「どうした」「肩にサソリが」超能力でサソリを振り落とすティンティン。伯父のフッドと同じパワーを持っていると驚くアラン。

三人は衛星ポイントに到着する。ジェフに連絡するアラン。「5号のシステムを復活させる」「待機する」しかし電波が弱くて復活させることはできず、ファーマットとティンティンがマリオンに捕えられ、ブレインズとキラノとともに冷凍庫に送られる。

ペネロープとパーカーはトレーシー島に到着する。大気圏突入まであと37分と言うスコット。酸素の量はあと30分と言うバージル。助かる望みはないと言うゴードンに望みはあると言うジェフ。「地上に味方がいるんだ」「アランは子供だ」「トレーシー家の子だ」基地に潜入したペネロープとパーカーは大暴れするが、フッドの超能力に拘束される。「アラン。隠れて見ているのは知っている。プロセッサーを渡せ。さもないと二人を殺す」やむなくプロセッサーをフッドに渡すアラン。冷凍庫に送られるアランとペネロープとパーカー。

フッドとトランサムとマリオンは2号でロンドンに向かう。ペネロープはハイヒールを使って氷柱を叩き落してパーカーの拘束を解き、元金庫破りのパーカーは冷凍庫のドアを開錠する。メインフレームのアクセスを復活させるファーマット。「向こうのアクセス承認が必要だ」しかしジェフたちは酸素不足のため失神していた。必死に呼びかけるブレインズ。「5号。応答せよ」「……」「隊長。応答してください」「……」「ジェフ。とっとと起きろ」君に初めて名前を呼ばれたと応答するジェフ。

5号はコントロール機能を取り戻し、静止軌道に戻り、3号から酸素を注入させる。フッドは2号を奪ってロンドンに向かったとジェフに報告するブレインズ。僕に追わせてとジェフに頼むアラン。「サンダーバードの名誉を守るためだ」「危険すぎる」「僕を信じて。いや、僕らを信じて」「よし。我々も3号で現場に向かう。ロンドンで会おう」1号でロンドンに向かうアランとファーマットとティンティンとペネロープ。

2号はロンドンのジュビリー公園に着陸し、フッドとトランサムとマリオンはジェットモグラに乗って、ロンドン銀行に向かう。地下に潜ったジェットモグラはテムズ川にかかるモノレールの地下支柱を破壊する。1号もロンドンに到着し、ペネロープはロンドン銀行に向かう。アランたちは宙づりになったモノレールの救出に向かうが、モノレールはテムズ川に落下してしまう。

アランは4号で水中に潜り、ティンティンは川に飛び込んでワイヤーを固定させ、2号を操縦するファーマットと4号を操縦するアランの共同作業で見事にモノレールを水中から引き上げる。ロンドン市民とともに喜ぶ3号で到着したジェフたち。

救助作業をジョンたちにまかしてロンドン銀行に向かうジェフとアラン。「父さん。フッドを見殺しにしたなんてデタラメでしょう」「本当だ。どんなに頑張っても全員を救えないこともある」「……」「任務を片付けよう」超能力を使ってジェフとペネロープを拘束したフッドは、アランをジェットモグラのドリルの中に落とそうとするが、ティンティンは超能力を使ってアランのピンチを救う。俺を見捨てろとアランに言う宙づりになったフッド。「お前の父親のように」「お前など救いたくない」フッドの腕をつかんで命を救うアラン。「でも使命だ」

フッドとトランサムとマリオンは逮捕されて事件は一件落着する。トレーシー島でパーティーが行われ、ジェフは皆に集まってくれと言う。「こうして皆がそろったのもこの3人のおかげだ。ファーマット、ティンティン、アラン。世界にはサンダーバード。我々には君らが必要だ」おめでとうとアランに言うジェフ。「お前は実力で隊員の資格を獲得した」「パパ」すぐにジェフに出動を要請する大統領。「出動だ。サンダーバード。GO」

10位は「何事も加減が大切」という意味である医者の薬も匙加減。9位は「他人に立派なことを言いながら自分は実行しない」という意味である医者の不養生。8位は「生活に困らないと恥ずかしい行いをしない」という意味である衣食足りて礼節を知る。7位は「軽々しく危険なことをしてはいけない」という意味である石を抱いて淵に入る。6位は「何も言わなくても通じ合う」という意味である以心伝心

5位は「物事が食い違うこと」という意味である鶍の嘴。4位は「どれもすぐれて選ぶのに困る」という意味であるいずれ菖蒲か杜若。3位は「遠慮しながらおかわりすること」という意味である居候の三杯目。2位は「多少手間がかかっても安全な方法が結局早い」という意味である急がば回れ。1位は「自分が好きなだけで相手は何とも思わない」という意味である磯の鮑の片思いとなるわけです。

10位は「目的に達するまで困難なこともくじけない」という意味である石に齧りついても。9位は「自分の間違いに無理に正当化する」という意味である石に漱ぎ流れに枕す。8位は「必死になればできないことはない」という意味である石に立つ矢。7位は「現実に起こるはずがない」という意味である石に花咲く。6位は「親がいきているうちに孝行する」という意味である石に布団は着せられぬ

5位は「山中で自由気ままな生活をすること」という意味である石に枕し流れに漱ぐ。4位は「辛抱強く続ければいつかは報われる」という意味である石の上にも三年。3位は「非常に用心深い」という意味である石橋を叩いて渡る。2位は「生真面目すぎて融通がきかない」という意味である石部金吉金兜。1位は「医者も味噌も年月が必要」という意味である医者と味噌は古いほどよいとなるわけです。

10位は「勢いが再び盛んになる」という意味である息を吹き返す。9位は「何かあって準備をしても間に合わない」という意味である戦を見て矢をはぐ。8位は「みんなが口をそろえること」という意味である異口同音。7位は「自由がなく運命が決められている」という意味である生け簀の鯉。6位は「他人に従うほど円満な人になる」という意味である意見と餅はつくほど練れる

5位は「どんな事情があっても」という意味である委細構わず。4位は「多くの中で目立つ」という意味である異彩を放つ。3位は「一大事が起こる」という意味であるいざ鎌倉。2位は「あることを承知できない」という意味である潔しとしない。1位は「物事が道理に反している」という意味である石が流れて木の葉は沈むとなるわけです。

武生包丁の素晴らしさ

義成を鳳寿司に呼び出す将太。征五郎は就職祝いをしてやると言う。「将太がお前の寿司を握るよ」マグロとカツオが二つずつ出てきて、首をひねる義成。「この二つの寿司。どちらも前に出た四角い皿のほうが断然旨い。どういうことだ。何か作り方に差があるのか」「いいえ。二つの寿司はネタの切り方から握り方まで、全く同じです」「え」「違いはただひとつ。包丁です。四角い皿の寿司は、全て武生の親方の包丁で切ったんです」

馬鹿な、と驚く義成。「料理の味が包丁ひとつでこんなに変わるなんて」タマネギを包丁で切る将太。「普通のタマネギを2つ切りにして、目の下に当てると、涙がポロポロ出ます。ところが武生の親方の包丁で切ったタマネギはどうなるか」「涙が一滴も出ない。目にもしみない」「切れない包丁でタマネギを切ると、タマネギの細胞を押しつぶしてしまう。そうすると、タマネギの細胞から刺激物質が漏れ出て、それが目を刺激するわけです」「……」

「ところが武生の親方の包丁で切ると、細胞を潰さず、すっぱりと断ち切ってしまうんです。武生の親方の包丁は旨味のエキスはそのままだ。それが、あの二つの寿司の味の差だったんです」「あ」「僕らはお客様に少しでも美味しいものを食べて頂こうと思っています。だから武生の親方の包丁が必要なんです」「……」

家に戻った義成は、作業着をつけて父に言う。「大槌の使い方、教えてよ。父さん。子供のころ、約束したろ。父さんが小槌、オレが向こう槌を打つんだってね」保証書を火の中に放り込む義成。「父さんの包丁は、あんなに人の心を感動させるものだったんだね」二人は仲良く包丁を作り始める。それを見つめて喜ぶ征五郎と将太。「ぴったり息があっている。さすが親子だ」「頑張ってください、武生の親方。息子さんと一緒にこれからも僕たちを感動させる素晴らしい包丁を作ってください」

 

勝負開始

征五郎は将太と佐治を自分の部屋に呼びつける。「わしの試験をいよいよお前たちに課するときが来た。課題は三つだ。3種類の寿司を一週間に一度、握ってもらう。三つの勝負にそれぞれ勝敗をつけて、すべてが終わった時にわしが最終的判断をくだす。勝ったほうが来月行なわれる新人寿司職人コンクールに推挙することにする」

征五郎は最初の課題は鯛だという。「鯛は魚の王様と呼ばれる美味しい魚だ、また白身の寿司ダネとして、江戸前の握り寿司にはかかせない。身をおろすにも最も難しい魚だ。心してかかるがいい。勝負は一週間後だ」将太は最高の鯛をゲットするために、築地に行くが、悪天候のために天然の鯛ははいっておらず、やっと入ってきた鯛は、佐治が横取りしてしまう。

僕は負けるのか、と絶望する将太のところに、玉子焼きで知り合った貴志がやってくる。貴志の父親は悪天候の中に船を出して、鯛をゲットする。「将太君は貴志のことで本当にお世話になりました。私にできることはこれくらいだが、気持ちを受け取ってください」「ありがとうございます。お父さんが命がけで獲ってくれたこの鯛は決してムダにしません」

包丁名人の苦悩

征五郎は将太に自分の柳刃包丁を持っていなかったか、と聞く。「自分の包丁は、ここではいった時に親方から頂いた魚をおろす用の小出刃が一本だけです」「今度の佐治との勝負では、ぜひとも柳刃包丁が必要になる。柳刃は刺身を作るところから、巻きを切るまで一本で足りる便利な包丁だ」自分の包丁を見せる征五郎。「凄い。普通の柳刃より10センチ以上短くなっていますね」「三十年以上欠かさず手入れしている。とぎを重ねれば、包丁もどんどんちびてくる。だが包丁の切れ味は三十年来変わらない」

征五郎は自分の包丁を作った名人の店を将太に教える。「武生包丁店」に行った将太は親方が包丁を作っているのを見学する。「この熱の迫力って凄いですねえ」「昔ながらのやりかただよ。このやりかたは本焼き打ちと言ってね。包丁の一本全部を鋼で作り上げる。日本刀の作り方とほとんど変わらない。折れず曲がらずよく切れる。世界でも最高の刃物だよ」

武生の親方は自慢作の包丁で、将太にタマネギを切らせる。「凄い。ほとんど力を入れないのに、こんなにすっぱり。これだけの包丁があれば、僕の料理の腕も何倍に上達する気がすよ」「わしの包丁を使えば、もうひとついいことがあるんだよ。タマネギの切り口を目にあててごらん」目に当てて涙が一滴も出ないことに驚く将太。

そこに親方の息子の義成がやってくる。苦虫を噛み潰す表情になる親方。「家の跡を継がず、よりによって大量生産の包丁を作る会社に就職するんだ」「え」そのことを征五郎に報告する将太。征五郎は武生の親方とは四十年のつきあいだと言う。「あいつもわしも田舎から出てきた小僧同士で、お互いつらい修業だったが、年も近く気があった」

『わしは日本一の包丁鍛冶になるからなあ。ぬしは日本一の寿司屋になれよ』『おう。お前のこしらえた包丁の第一号はオレが予約したからな』『じゃあ、ぬしが店出したら、わしがお客の一番だからな』」

征五郎が今も使っている柳刃包丁は勿論武生の親方が作ったものだった。「やつの包丁は名人の作と評判を呼び、名料理人がやつの包丁を求めていった。長い年月が過ぎ、やつも年をとった。やつの最後の望みは自分が生涯かけて覚えた技術を、息子に伝えることだった。だが、これも時代の流れか。あいつが四十年かけて修得した技術も、あいつ一代でおしまいというわけだ」

武生の親方と義成は言い合いをする。「そんな会社への就職は許さん。保証人のハンコなど押さんからな」「父さんのやりかたは非能率的だよ。一人で一丁や二丁の包丁を作ってどうすんだよ。オレはメーカーに行って、そこの近代的な包丁の作り方を勉強したほうがいいに決まっているじゃないか」「わしは認めん」「いったい、どこが違うんだよ。オレにはわからないよ。父さんの作る包丁と機械で作る包丁と。別に違いなんかないよ」

その言葉を聞いて、保証人のハンコを押す親方。びっくりする将太。「それを押したら、息子さんは跡を継いでくれないんですよ」「もういいんだ。四十年間、自分の腕に誇りをもってこの仕事を続けてきた。だが、それもたった一人の息子に伝わらなかった。あいつのために作った作業着も無駄になってしまった」男泣きに泣く武生の親方。将太は義成に言い放つ。「あんた、間違っている。親方の作る包丁がどれだけ素晴らしい包丁か。あんたの目にも見せてあげるよ」

小樽への想い

小樽に電話して妹の美春と話し込む将太。「お兄ちゃん。無理しないでね。お父ちゃんが倒れて、お兄ちゃんが病気になったら」「僕は大丈夫」「あ。この間、渡辺さん見たよ。あの人から手紙来た?」「いや」「ええ。お兄ちゃん、手紙書いたんでしょ」「うん。何度も手紙を書いたけど、返事こないんだ」電話を切った将太は、どうして久美子が手紙をくれないのか悩む。「小樽と東京は遠すぎるよ」

毎日3時間睡眠で頑張る将太であったが、疲れがピークに達する。小政はそんな将太に巻きものを切れ、と命令する。「巻きものか。この店ではまだやらしてもらったことがないな。でも切るくらいなら」しかし小政は将太の切ったものを見て激怒する。「お前の切ったものは高さが全部バラバラじゃないか。悪いのは見た目ばかりじゃねえ。切り口を見てみろ」「え」

「力の入れすぎで、切り口は滅茶苦茶。米も押しつぶされ、具もはみだしている。巻きものも握りと同じように酢飯を柔らかく巻き上げる。口の中に入れたとき、酢飯がはらりとほどけて、海苔と具と酢飯が渾然一体となった味が楽しめるんだ。お前の切り方は、のり巻きを一番まずくする切り方だ」「すみませんでした」嘲笑う佐治。「お前それでも寿司職人かよ。とっと小樽に帰って女の子の手でも握って遊んでな」

心配する征五郎。(近頃の将太はどうもおかしい。あれほどの才能の輝きを見せた酢飯の炊きあがりも、自ら発見したふっくらした玉子焼きも、なぜか最近がたりと質が落ちている)巻きものを切る練習をする将太であったが、全然うまくいかない。「どうしてこんな単純なことができないんだ。のり巻きはきっちり真上から見て等分に切っている。切り口だって乱暴にせず、慎重にゆっくり包丁を入れている。だけど等分に切ったはずの巻き寿司の大きさは違い、どんなに慎重に切っても、きれいに切れない」

小樽に帰りたい、と弱音を吐く将太であったが、ラジオに思わず耳を傾ける。「次のリクエストは北海道小樽市の高校一年生、渡辺久美子さんからのものです」「東京で頑張っている私の一番大切な友達にこの曲を贈ります。何回か手紙を出したんですが返事がなくて。きっと忙しい思いをしているんだと思います。関口君、東京は遠いけど、私の声は届いているでしょうか。関口君、あなたの夢をあきらめないで、がんばってください」

涙する将太。「ありがとう。渡辺さん。必死で頑張れば、できないことなんかあるもんか。僕は決して夢をあきらめないよ。たかがのり巻きにこれ以上手こずってたまるもんか。やってやるぞ」

 

一刀入魂

巻きものの課題は二つ、と頭を整理する将太。「切り口を乱さないことと、巻きものの高さをそろえることだ」まず高さの問題をクリアする将太。「そうか。和包丁の刃のつきかたは、みんな片方に刃がついている片刃なんだ。だから切るときは、見た目の中心より、ほんの少し右側を切ればいいんだ」

喜ぶ将太のところに、シンコが手紙を抱えてやってくる。「佐治さんの部屋を掃除して見つけたんだ」それは久美子が出した手紙で、佐治が嫌がらせのために隠していたのであった。ひどすぎる、と怒る将太。「僕は絶対に佐治さんに勝ってみせる」

将太は切り口を整えるため、高野豆腐を切る特訓をし、小政に巻きものをやらせてくれ、と頼む。(できるはずだ。高野豆腐で練習したじゃないか。高野豆腐は柔らかい上に、煮しめるとたっぷり水気を含む。こいつを手際よく切るのは並大抵の難しさじゃない。下手に力を加えすぎると、旨味の汁が逃げてしまう。しかも切り口はギザギザで舌触りは最低だ。言い換えれば、この高野豆腐を切ることができれば、巻きものを切るなんて、簡単なことなんだ。一切の迷いを捨てて、刃先を当てた瞬間、一気に引き切る。それが巻きものをすっぱり一刀両断する包丁の秘訣だったんだ)

将太は完璧な巻きものを作って、征五郎と小政をうならせる。喜ぶ将太。(頑張ってできないことは何もないんだ。ありがとう、渡辺さん)

目ききの友

百目の辰は将太を船に乗せて、沖に連れて行く。「辰さんは漁船にいつも乗っているんですか」「ヒマな時は始終乗せてもらってる。お前をここに連れ出したのは、わけがある。この海がお前の目ききの学校になるからだ」「え」「お前が今一番知りたいのはイカの目ききなんだろう。新鮮なイカの目ききが俺たちの関心事だったな。目ききの第一はとにかく新鮮な材料を探すこと。だが何が一番新鮮か。海で生きている魚を釣り上げた瞬間が、一番新鮮な魚の状態じゃないのか」「あ」

「生きたイカを見たことがあるか」「いや」「生きている魚の一番新鮮な状態も知らないで、どうして死んだ魚のあれが新鮮これが新鮮って言えるんだ」「あ」漁師はイカを釣り上げる。そのイカは赤褐色でなく白だった。驚く将太。「確かに古いイカは古いはずなのに」辰は釣り上げて一日たったイカを見せる。「これも白だ」「両方とも白いイカだが、この二つを比べてみろ。こちらの古いイカのほうは濁った乳白色。比べて今釣ったばかりの新鮮なイカは透き通るような白さだ」

釣ったばかりのイカの表面はチカチカと光っていた。「これがイカのちょうちんと言われるもんだ。生きているイカだけに見られる発光現象だ。お前は新鮮極まる白いイカを、ただ白いというだけで古いイカと見間違えたわけだ。だけどこの二つのイカの違いは、足をはずして、皮をむけばはっきりする」驚く将太。

「とれたてのイカの身は、まるで水晶みたいにすきとっている。じゃあ、今まで僕が選んでいた赤褐色のイカはなんだったんだ」「生きたイカは透き通るように真っ白な色だ。それが陸にあがって弱くなると、赤褐色になる。それから一日たつと、その色が抜けて、また白くなる。でもその白は生きていたときの白とはまるで違う白なんだ」「そうだったのか」

深く反省する将太。「すみませんでした。僕は目ききのことは何もわかってませんでした」「わかればいいんだ。本当に素直なやつだ」辰は目ききのことは誰にも教えない主義だったが、将太には教える気になっていた。その理由を説明する辰。「お前がオレとあんまり似た者同士だったからさ。お前のことが気になって、鳳寿司の親方に聞いた。名人なのに認められない親父の話。笹寿司の嫌がらせ。そして、お前が親父のために一生懸命頑張ってる話さ」

オレの親父も目ききで名人と言われる男だった、と過去を振り返る辰。「河岸で一番の目ききと異名をとり、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。それが5年前のことだ。親父が魚を納めていた高級料亭の一つが食中毒事件を起こして、女の子を死なせてしまった。その原因が親父が納めた魚にあるとされたんだ。親父は信用をなくし、大きな借金を抱えて、その返済に苦しむことになった。だが、親父は一番辛い思いをしたのは、その事件で亡くなった子供の家に弔問に訪ねた時のことだった」

女の子はまだ5歳だった。「鬼。悪魔。あんたが範子を殺したんだ。あの娘を生きて返して下さいよ」数年たって真相が明らかになり、辰の父の納めた魚は新鮮なものであったが、その料亭の板前がその魚を何日もほうっておいて、腐らせていた。体面を考えた料亭が一方的に辰の父親に罪をなすりつけていたのであった。

「ひどい話だねえ」「ひどい話さ。でも親父はそのことより、亡くなった子供の顔と母親の叫び声を終生忘れなかったと思うよ。それから親父は病に倒れ、最後にオレにこういった」『オレは自分の商売が他人様の未来を左右するものだってことを、その時まで思い至らなかった。いいか、辰。お前の扱う品物は他人様の命にかかわるものだ。魚の目ききは命の目ききだと知っておけ』

百目の辰は父の言葉を糧にして、頑張ってきたのであった。「お前も頑張ってほしい。魚の目ききのことだったら、いつでもオレのところに来い」「うん」「その代わり、約束だ。お前は日本一の寿司屋になれ。そうして一日も早く小樽へ帰って、親父さんを助け、笹寿司のやつらをぶっ潰してやるんだ」「はい」

獅子は荒野へ(大隈重信)

嘉永六年(1853年)、浦賀沖にアメリカ東インド艦隊司令長官ペリーの率いる黒船四隻が来航し、その武力を背景に幕府に開国を迫った。古き時代と新しき時代の狭間で日本中が揺れた。この時、大隈八太郎は十六歳であった。

それから二年後の肥前佐賀藩。大隈は藩校である弘道館の看板を叩き斬る。「何をするか、大隈」「斬ったのさ。この古めかしい藩校の体質をな」「言葉を飾るな。放校になった意趣返しだろう」「思いたければそう思え。本当に藩のため、日本のためを思うなら、新しい学問をやらなきゃダメなんだ」「……」「俺はこのまま長崎に出る。気のある奴は追ってきな。今ならまだ乗り遅れずにすむぜ」

佐賀県の藩校である弘道館は武士道とは死ぬことと見つけたり、で有名な葉隠の精神修業を中心としていた。だがこれに対して、大隈は人間をことどとく同じ鋳型にはめるものであるとして、強く反発していた。後を振り返る大隈。「くそ。誰も来やしねえ」

明治十一年(1878年)、大隈は大蔵卿まで出世していた。これでよし、と小野梓に頷く大隈。小野は大隈の片腕と呼ばれ、終生大隈のブレーンとして尽力したが、惜しくもわずか三十四歳の若さで没している。「この財政再建策なら大久保卿も喜んでくれるだろう」

クスと笑う小野。「院内では無頼派とか横紙破りと呼ばれる先生も、大久保様だけにはお気遣いしますな」「ふん。藩閥主義者が何を言おうと屁でもないわ。政府内は今や藩閥主義者どもの巣と化しておる。唯一、大久保卿のみが藩閥によらぬ人材登用を心がけておられるのだ。この吾輩が財務をまかされたのもそのおかげよ」

しかし大久保は前年の西南の役で同郷の西郷隆盛を死においやった恨みを買って暗殺される。維新から十年余り、ただ一人中央に残っていた巨星が堕ちたのだ。板垣退助、明治六年、征韓論に破れ下野。江藤新平、明治七年、佐賀の乱にて斬首。木戸孝允、明治十年病死。西郷隆盛、明治十年、西南の役にて自殺。大久保の死は本来なら大隈に全てを与えるはずであった。今や大隈は参議筆頭として政府を牛耳ることのできる立場に立っていた。

しかし、疑獄事件で大隈は下野する。どうしてですか、と大隈に訴える小野。「疑獄事件を起こしたのは黒田清隆ではないですか。これは明らかに薩長の藩閥主義者どもの陰謀です。大久保様さえご健在なら」「やめい。今更言っても詮無いことだ。そんなことより気がかりなのは、今後の日本の行く末よ。若い国が世界の荒波で生き延びるためには何が必要か」「人材ですか」「それよ。どうじゃ、小野。教育をやらんか。学校を作って人材を育てるんじゃ」「はい」「見てるがいい、薩長の連中め。獅子を野に放ったらどうなるかを」

明治十五年十月二十一日、東京専門学校(のちの早稲田大学)は八十名の学生を迎えて開校した。「この学校は決して一人のものではない。国のものである。社会のものである。学問はあらゆる支配階級の統制から解放され独立自由でなければならない。本学は諸君の独立と自由を保証するものである」

大隈の動きを懸念する藩閥主義者。「大隈は西郷のように私兵でも養成するつもりか。捨てておけんな」「密偵を送りこむのはどうじゃ。内部から騒ぎを起こして潰してしまうのじゃ」大隈に報告する小野。「二年目の新入学者のうち半数が政府の手の者でした。田舎からの上京者には、あれは謀反の企みをする学校だと入学を辞退させ、講師たちには圧力で」

藩閥主義者の妨害にうんざりした大隈はいっそのことと学校に火をつけようとする。そこに、待ってください、と声を掛ける小野。「この学校はあなた一人のためのものではないはずです」「そんなことわかっとる。だが今のままでは講師に給料も払えんのだぞ」「我々は給料ほしさに講師をやっているのではありません。そして何よりも」

小野は背後に控える学生たちを指さす。「彼らから学問の自由を奪ってよいのですか」震える大隈。(あの日、弘道館の連中は誰ひとりとして、吾輩についてこなかったが、二十八年待った甲斐があったな)

この後も政府の妨害工作は続いたが、大隈も学生たちもそれに屈することはなかった。明治二十三年、大隈は暗殺の天才と言われた来島恒喜の投げた爆弾により右脚を失ったが、その反骨精神は衰えることなく、板垣退助と最初の政党内閣を組織し、総理の椅子についた。私学の雄、早稲田大学を生んだ大隈は今も尚大学の中央で、学生たちの学問の独立と自由を見守っているのである。