「アントラーズのこころ」by 茨城新聞 | アナログおやじの鹿島でワッショイ!

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鹿島アントラーズのゆるサポ日記です。

お早うございます。アナログおやじです。

 

茨城新聞に隔週火曜日掲載される、「アントラーズのこころ」をお届けします。

10月20日付のものです。

 

新人の成長、楽しみに

MF荒木遼太郎(東福岡高出身)を始めとする鹿島アントラーズの新人選手の生きのよさが際立つ。その果敢な姿勢がチームを勢いづけている。「荒木はミスをしないように無難なプレーをするのではなく、自分で仕掛けて得点に絡もうとする」と鈴木フットボールダイレクターは評する。

 

スピードを生かして、ためらうことなくドリブル突破を図るMF松村優太(静岡学園高出身)、ゴール前で落ち着きのあるFW染野唯月(福島・尚志高出身)も同じく、物おじしない。

 

今季、アントラーズはザーゴ監督を迎え、高い位置でのボール奪取、そこから厚みのある攻撃、主導権を握っての主体的なサッカーを志向する。その上で、監督は選手の過去の実績にとらわれず、若手の起用をためらわない。新人選手の積極性と新監督のアグレッシブな思考がちょうどマッチした。

 

その裏にあるものとして、鈴木満ダイレクターは「監督が授ける戦術に対する適応能力の高さ」を指摘する。だからこそ彼らはベテラン、中堅の中に割って入り、輝いているのだろう。

 

アントラーズには生え抜き選手を育て、伝統を継承してきた歴史がある。しかし、近年、生え抜きがチームの主軸に占める割合が落ちてきた。そこでいま、あらためて新卒選手の育成を打ち出している。

 

その流れの中で、彼らは1979年生まれの小笠原満男、中田浩二、本山雅志らの「黄金世代」と比較され始めた。鈴木満ダイレクターの見立てはどうなのだろう。

 

「79年組はジョルジーニョ、ビスマルクや日本代表クラスの選手と競いながら試合に出ていた。今の選手とは置かれた環境が違う。力は明らかに79年組の方が上」。それはともかく、ファンは今季の新人の成長の過程を追う楽しみを得た。

 

1年目から出場機に恵まれている荒木たちは実戦でもまれて磨かれていく。成長の速度は急かもしれない。彼らがそう遠くない将来、欧州に渡っていくだろうという声が早くも聞こえてくる。(原文まま) 

                         (鹿島アントラーズ地域連携チームマネージャー 吉田誠一)

 

 

今季はコロナの影響もあり、交代メンバーが3人から5人に増えました。

当然、新人トリオばかりでなく他の選手も、出場機会は増えているわけです。

その状況で新人トリオが数多く出場しているのですから、彼らの実力を認めないわけにはいきません。

 

若い力は、サッカーチームでも一般の職場でも必要なんですよね。