音楽の秋♪ | 真田ひろみの日々是好日

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人生に愛と笑いを!

佐渡裕CD


さてさて、もうすっかり気づけば周りは紅葉の季節。

というより、もう紅葉も終わりの時期。

食欲の秋はすっかり満喫し、気づけば

お腹まわりやら背中にお肉を感じる秋!


もう秋というより、数日で師走だし、冬到来といった

ところですが、でもでも、音楽の秋♪ということで

今日はおススメCD。


皆さんはクラッシックときくと、ちょっと敬遠するか、

身構えてしまうでしょうか?

私は小さいころからピアノを習っていたせいか、

まったく、クラシックには垣根がありません。

というか、i-podでも、クラッシックを音量最大

近くにして、爆音で聴けば、私の中では

それはもうロックと同じなわけです。(笑)

しびれちゃうわけです。

素敵なメロディーに。


ということで、そんな素敵のCDを発見しました!

『ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番』

(辻井 伸行×佐渡 裕)


佐渡裕さんは、有名な指揮者。

故バーンスタイン、小澤征爾に師事。

今はテレビ朝日の日曜朝の「題名のない音楽会」

の司会もしていらっしゃいます。

指揮者としても、素晴らしい方ですが、その温かく

ユーモアあふれる人柄がなによりも魅力的なのです。


そして、辻井伸行さんは1988年生まれ。

盲目のピアニストです。


私は辻井さんのことは、このCDを買うまで

知らなかったのですが、CDと一緒にDVDも

ついていて、その素晴らしさにただただ感動

したのです!!!

自然と涙があふれでてきてしまいました。


神様は視力を奪ったかわりに、そのピアニストと

しての才能を与えたのでしょうか?

盲目で、あの素晴らしいピアノ演奏って、私には

信じられないのです。

普通に目がみえていてもすごいのに、見えないなか

あの素晴らしい演奏ができるなんて。

そしてまた、すごく楽しそうに演奏するのです。


心の目で見えているのでしょうか?

そして人よりも何倍もの練習量なのでしょうね。

視力が見えないというハンデは彼にとっては

ハンデではないのかもしれません。


かわいそう、とかそういう見方では決してなく

尊敬と感動、純粋にただただすごい!という言葉が

合っていると思います。


そんなにたくさんのピアニストを知っているわけでは

ないけれど、一般的にうまいとされる、テクニックがある

というような上手さの人はたくさんいます。


けれど、心に響く、その人オリジナルの音の素晴らしさが

感じられるピアニストはフジコ・ヘミングさん以来、この

辻井 伸行さんが二人目です。

とても自然でやさしい音色。温もりを感じます。

もちろんテクニックも素晴らしいです。


音楽の秋に、ぜひいかがですか?