2014年のGWに訪ねた南米周遊の旅を綴っています。

 

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ブエノスアイレスの中心部へ戻りました。
 

 
 
 
中途半端な時間ですが、再び運河沿いでランチディナーをとることに。
 
 
 
 
今日はブラジルビザも取れてひとまず安堵。
 
 
 
 
テラス席に座ってアルゼンチンワインを頂くことにします。
 
 
 
 
ここもステーキの有名なお店。またシーザー食べとるな。
 
 


そしてもちろんいただきましたよ、今夜もステーキです。

 
 
 
 
ステーキを食べ終わりそうなころ、私の隣席に如何にもヤバいメンズ3人が座りました。この赤ボーダーと緑の二人。リーダーの顔を晒しときますね。

 
 
 
異様な雰囲気を醸し出す3人は、席に座るなりそれぞれが持ってきた大きな紙袋の中から洋服やら靴やらを1枚ずつ取り出しています。それを見せ合いながら、「それは俺の」「これはお前の」と振り分けているよう。すごい数です。よく見ると、それら全て高級ブランドなのですよ。
 
 
 
 
 
 
 

 

どこからカッパラッて来たの?
 
 
 
 
 
 

 

 
盗難防止のプラスティックタグが付いたままなので、彼らそれを懸命に取ろうとするのですが、そう簡単に取れるものでもなく、近くの石段に思いきりぶつけたり、踏んで壊そうとしています。

 

 
 

 

 
 
 

こいつら完全に狂ってる。

 
 
 
 
 
 
 

このステーキ屋は、ブエノスアイレスでも有名なレストラン。少々お値段も張るためか客はオメカシしたセレブばかり。周りの客もチラチラと彼らの様子を伺っています。

 
 
 
 


プラスティックタグが取れず諦めた彼らは、ソムリエを呼びワインリストを眺め回し始めました。
 
 
 
 
 
 
あんたらそれ、見ても分からんやろ?
 
 
 
 
 
 
とツッコミたくなるほどロクに内容も読まずパラパラページめくり、面倒くさそうにソムリエを呼び付け後ろの方のページからオーダー。多分かなり高い。
 
 
 
 
 
 
そして持ってきたワインボトルをソムリエが丁重に開け、赤ボーダーの男がテイスティングすると、なんと、
 
 
 
 
 
 
NG出して突っ返した!爆
 
 
 
 
 
 
 
お爺さんのソムリエに何か希望を伝えたようですが、二本目もNG。三本目は納得いってないような素振りながら渋々OKを出したと思ったら、3人でガブガブ飲み始め、
 
 
 
 

 
1分もかからず飲み干した!爆
 
 
 
 
 
 
そして、またソムリエを呼びつけて別のワインを注文。それも3分くらいで飲み干し、あっという間に5本の空き瓶がテーブルの上に並びました。そこで登場した大きなステーキ。
 
 
 
 
 
 
彼らはそれを、これまた数分でペロリとたいらげると、高級ブランド服の沢山詰まった紙袋をそれぞれ抱え、
 
 
 
 
 

 

生垣を跨いでそのまま外へ出て行ったのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
おいおいお前ら会計は?
 
 
 
 
 
 
 
食い逃げか?
 
 
 




彼らが席に座り生け垣を越えていくまで30分も経っていません。私は二杯目の赤を飲みながらその様子をずっと眺めていました。傍(ハタ)から見ても怪しさ満点なのに、なんで店長は直ぐに警察を呼ばなかったの?見事に食い逃げされとるやん。
 
 
 
 
 
 

店で一番高そうに見えるステーキをオーダーし、超スピードで5本(+試飲2本)もの高級ワインを何事も無かったように踏み倒すギャング。しかし、逆らったり警察など呼んだ日にゃ、ホンジュラスと同じで報復に遭うのかも知れません。

 
 
アルゼンチンは、原住民がスペインに虐殺されまくって殆どいなくなったあと、そのまま残った野蛮なスペイン人とその後にイタリアやスペインから移住してきた貧民で構成されてきたのですよね。要はそういうこと。マトモじゃない。政治を見てもそう、無能ばかり。一体何度デフォルトしたらお勉強するわけ?デフォルトしてない期間のほうが短いんじゃない?笑
 
 
 
 
 
 
そんなことより、店の誰かがもし警察を呼んでいたらこの場でドンパチ始まり、隣席の私は身体のアチコチ弾痕できてドボドボ血を流してたんじゃないの。
 
 
 
 
 
 
危ないから、敢えてスタッフたちも警察を呼ばなかったのか?
 
 
 
 
 
 
・・・
 
 
 
 
 
 
 
あぁそうだ!思い出した。
 
 
 
 
 
 
 
この国の警察はギャングとお仲間だった。爆 
 
 
 
 
 
 
もとい。
 
 
 
 
 
 
 
警察がギャングだった。爆
 
 
 
 
 
 
呼んでも無駄よな。笑