車を替えて、改めて超スピードのインフィニティでワイナリーへ向かいます。山の景色も素晴らしい。



これ、晴れてたらホント綺麗ですわ。





途中、ザーレという街で展望台に昇りました。




ホント美しい街です。




そして、クサラというワイナリーに着きました。




この日はパールサンデーと呼ばれるキリスト教徒(?)のお祝いの日だったようで、皆様おめかししていますね。





さて、蔵の説明を聞きます。





わりと古い洞穴ですが、




私はモルドバの世界一のワイン蔵を訪ねてますので、




まぁ、それほどの感動はないかな。爆


併設のレストランへ行きます。





今日は珍しく赤と白どっちがいいか聞いてくれました。
てか何で私の飲み物をこれまでBさんは勝手に決めてたわけ?




でも、数多くある赤の中から選んだのはもちろんBさん。爆




フルボトルを頼もうとしていたので、気を使ってハーフボトルでと伝えた(運転するやろ、あなた)のに物足りなかったのかグラスワインを追加で頼むBさん。笑




ワインの造詣が深いようで、このワインについてバイトっぽいスタッフとかなり談義していました。ワイン好きに金持ちが多いように思うのは私だけ?金持ちだからワインが好きなのか、ワインが好きだから金持ちになるのか。
 



もとい。貧乏なワイン好き居たわ。私の弟。笑





それにしても私、一度もお金を払っていません。さすがにちょっと、、、と思い、「ここは私が払います。」と言うと、「何でだ。君はゲストなんだから出す必要はない。」と怒るのですよ。







いやいや私、別にあなたのゲストとして招かれたわけじゃないし。たまたまべイルートを経由し、たまたま見つかっただけですから。いくらあなたがお金持ちでも、これほどまでにご馳走する義理、あなたにはないですよ。






と、思うのですが彼にとってはお金などただの紙切れ、新聞紙のようなもの。「新聞紙を渡したらティッシュもらった。」くらい物々交換のための道具でしかなく、たっっっくさんあるのでどんどん使って人生楽しもう。てな感じ。







厳格なんだか寛容なんだかよーわからん。笑






 

さぁ、クサラのワイナリーを後にしベイルートの近くまで戻ると、Bさんの同僚家族から連絡あり合流することになりました。







スタバで待っていると三人家族が登場。旦那さんは優しく包容力あり、奥様は可愛らしく、息子はその歳のメンズらしくツンとしていますが、なぜかみんなにイジられる愛され人。絵に描いたように幸せそうな家族でした。





こちらの家族はムスリムとのことで、朝から何も食べておらず腹ペコ。Bさんと私はお腹いっぱいですが、レストランへ一緒に付き合うことに。





ここがまた美味しそうで、満腹にも関わらず摘ませてもらう。やっぱレバノン、何でも美味しいわ。








そして皆で写真を撮ってもらいました。この写真で左はBさん、その右は私、奥2人は夫婦で奥様と旦那さん、そして一番右がその息子。




 

奥さんも元はバンク・ド・リバンで働いていたらしく社内結婚で退職。もし13年前に米国によるシリア侵攻がなければ、私はレバノンに渡っていたかも知れず、この人たちと一緒に働いてたのかなぁと思うと感慨深いです。まぁ13年も前の決定に後悔もないですけど、そう考えると、遠い国の戦争も自分の人生に決して無関係ではないものだと思いました。







さあ、フライトの時間が迫ってきました。家族はそのまま食事を続けるとのことで、Bさんと私はレストランをあとにします。







あまりにもこの再会が衝撃すぎて、そっちに印象が持って行かれてしまいましたが、今回の旅はシリアが主。久々なので、経由するレバノンにでも一泊しようと思ったところからの奇跡の再会でした。








この時は特に何とも思っていませんでしたが、今こうやって書いてみるとデートよな?笑







お互い独身ですし、少しは恋心くらい芽生えても良さそうなものですのに、若くないのですね、、、お互いそんな気は全くない。笑 それを証拠に、それっきりBさんとはやり取りない。縁があるんだかないんだか分からんわ。誰が何であんな偶然で2人を引き寄せたんか?爆







さて、シリア・ベイルートの旅はこれにて終わりです。








毎度ながら読んでいただき、ありがとうございました!








※今アフリカにいます。こちらも初っ端からハプニングでおいおい書いてゆきます。