2018年9月、コーカサス&東欧の未承認国家を中心に旅した記録です。
 
 
 
 
 
トランスニストリアからキシナウへ戻り、あるツアーを申し込みましたよ。
 

 
ツアーでないと行けない場所へ明朝、行くことにしました。
 

 
ホテルに戻るまでの道すがらに、これ戦車?本物?
 

 
ミサイルも。
 

 
軍用機まで展示?
 

 
モルドバの首都キシナウは、バス2時間程度で先程参りました露軍配備のトランスニストリア、その先には悪名高きウクライナのオデッサ、そして更に先にはクリミア半島と、地理的にあまり宜しくないですのでね。モルドバが警戒するのも無理ありません。
 
 
特に近年(2014)のオデッサにおけるロシア人大虐殺事件は残忍性この上なく、裏で動いたと思われる米国と結託したウクライナは、未だ真相解明をはぐらかしています。米&ウクライナ vs ロシアは、このときから既にオバマのもとで露呈しており、トランプになって一旦消えたものの、バイデンになって復活。以前から今のウクライナ問題は繋がっています。
 
 
 
 
 
この虐殺は日本語のwikiも見当たらないので、多分、当時も日本のメディアに載らなかったのでは。相変わらず西側にとって都合の悪いニュースは日本では流れないですね。ちょっとこのサイトは寄りすぎてどうかと思いますが、事件としては事実なのでこちらも貼っておきます。ロシア人虐殺事件
 
 
これを見ると、そりゃプーチンも怒るわ。と思わざるを得ないのですよね。現状、侵攻を受けてもウクライナ政府に全く同情できない理由の一つでもあります。
 

 
今回のウクライナ侵攻で、ジョージアとモルドバはEU加盟に動き出しましたね。両国とも貧国で加入状件を満たしていないため戦禍のドサクサ感は否めませんが、それでも了承するのか、その行方に興味津々です。
 

 
特にモルドバはヨーロッパ最貧国といわれてます。物価めちゃくちゃ安いです。の~んびり、ほ〜んわかしてて私は好きなんですけどね。
 

 
さて翌朝、ツアーに出発!
 

 
街を離れ、
 

 
畑へ。
 

 
キシナウから少し離れたところにあるここ、ミレスチ・ミチは、
 

 
世界最大のワイン蔵なのですよー。
 

 
樽が目印です。
 
 
ワインの貯蔵数でギネスに認定されました!
 

 
地上に見えてる建物は、お土産屋やカフェです。
 

 
こちらはモルドバワインのショップ。
 
 
安いので沢山買いたいのですが、既にジョージアとアルメニアで一本ずつ買っているので、ここでも一本。
 
 
そもそも日本は、入国時に二本までしかtax freeにならなかったんじゃなかったっけ?
 
 
さて、地下に広がるワイン蔵へ向かいます。超絶広いので車移動。
 
 
ワインに合わせた温度と湿度に保たれているので、少し寒いです。
 
 
まだまだ進みます。この通路の長さは合計250km。東京からだと浜松あたりまでワインが寝かし付けられています。
 
 
地下に潜ってから20分ほど走りましたでしょうか。車を降りて、説明を聞きながら歩きますが、
 
 
ちょっとこれ、もんのすごいワインボトルの数です。
 
 
この時点で収蔵200万本って言ってたかな?
 
 
さすがギネス。一区画が一まとまりで、番地に葡萄の品種と採れた西暦、畑名が書かれていますよ。
 
 
ここ、エリザベス女王や、香港の大富豪など、錚々たるメンツが一角を保有し、モルドバワインを貯蔵してるのですって。
 
 
しばらく歩くと、隠し部屋のようなところに到着しました。
 
 
「ここ、ドアだったの?」という不思議なところがガバっと開いて、部屋が登場。
 
 
更に、「ここもドアなの?」ってところが回転し、奥にも部屋が。
 
 
ツマミとワインを用意してくれてる。
 
 
ワインを説明してもらいました。これ、全部フリーで飲んでいいらしい。ミレスチミチのワインは最高級とされていて、日本ではめっちゃ高い。でもここだと格安数百円!
 
 
一人でポツン、、も完飲完食。一番左のオレンジ色のワインがかなり古いコレクションか何かで美味しかったわー。これまでに飲んだことない味でした。
 
 
いやー、満足。
 
 
若干ほろ酔いながら街まで戻り、午後のフライトまで散策です。
 
 
綺麗なブルーの教会。
 
 
黒海沿岸はウクライナやブルガリア、ルーマニアなどの正教会に、この手の色遣い多いですね。綺麗ですよね。
 
 
再びマーケットへ。
 
 
トランスニストリアから、うって変わって人が多いです。
 
 
活気があります。
 
 
陽気たち。笑
 
 
トランスニストリアと全然雰囲気が違いますよね。
 
 
ランチして、ホテルへ戻ります。
 
 
ワインの国モルドバでした。さあ、空港へ向け出発。次はこの旅の最終国です!