新年のご挨拶が遅くなりました。謹賀新年。。と始めたいところでしたが、年明けとともに天災や事故が相次ぎ、お祝い気分も吹っ飛びました。地震に関しては日本海側のこの寒い時期、避難されているお年寄りの方々を思うといたたまれず、遣る瀬ない思いです。







未だ行方不明者数も多いとされ、一刻も早い救出が待たれます。立ち入りの難しい場所なのか、現場手付かずの様子が海外メディアの現地レポートで伺えます。遠くからではございますが、被災された方々に深くお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々、ご遺族の方々へ心よりお悔やみ申し上げます。








年末より横浜の実家へ帰り、少々取り込んでいましたもので、いただいたコメントの返信も遅くなり失礼いたしました。実家のテレビやスマホをほとんど見ておらず、能登地震や羽田の情報もだいぶ経ってから知り、愕然としました。






 

311大震災の記憶が呼び起こされます。







改めて日本はどこにいても災害に遭遇する恐れがあると認識しました。東日本大震災の時に感じ、昨年のトルコ記事 でも触れましたように、いつ天災で死ぬか分からない日本に住んでいる以上、やりたいことがあるなら躊躇せずやっといたほうがいいと改めて思った次第です。





人間、誰しも例外なく死は訪れますので、生きているうちどれだけ自分のやりたいことに時間を割けるか、まずは行動に移すことが結局のところ多方面において建設的。外野全てを一旦蚊帳の外におき、自分を世界の中心に置いたときに自分は何を欲しているかを見極めることが重要とつくづく思います。







およそ4年前よりコロナ禍で出勤がなくなり、自分のために使う時間がうんと増えたことをキッカケに、私はこれまで訪ねた国毎に旅の詳細を書き始める気になりました。







2021/8まで、外付けディスク内に冬眠していた写真を呼び覚まし、少しのメモと私の脳内記憶を文字に起こして詳細に綴ったことで、リアルにお会いしたことない多くの方に目を留めていただくことができました。







これによって的確なコメントをいただき、その場へ訪ねた私さえ知らない分野の知識を得ることができるなど、毎回有益な情報を提供いただき、一つ一つの旅記事を更にブラッシュアップすることができました。また、励ましのコメントも多く頂いて、私にとってかなり充実感を得られる結果となりました。







私の旅は豪奢や華やかさなどとは無縁で、旅先で出会った現地の人との素朴なエピソード、スケジュール過密によるハプニング、そのほか想定外のアクシデントやトラブル、珍事ばかりですが、少しでも何かしらの情報をご提供できたり、一緒に旅を楽しんでもらえればと思って書いています。







こんなことを書くと、ここで終わりのようなイメージですが終わりません。笑 あと42ヵ国分 ありますので。爆











暮れ頃から、「来年はガンガン海外へ行こう」と思っていました。昨年のちょうど今頃は母が膝を痛め(加齢による)、一時ほぼ歩けなくなるなど、介護の二文字が脳裏に浮かびました。しかし幸い、今は普通に歩けるようになり両親とも元気。今のうちです。







というわけで前置きが長くなりましたがタイトルの件、私はこれまで、アチコチの国をランダムに転々としているようで、実は九星気学に則り吉方位以外は決して行かないようにしていました。











しかし、今行きたい国の全ては方位が良くない。コロナ禍の間はずっと吉方位でしたのに、昨年から大凶方位となりました。昨年、全く海外へ行かなかったのは母の件もありましたが、凶方位も大きな要因の一つです。その方位はあと4年も大凶が明けません。







そこで思い直します。九星気学を信じ、行きたい国をあと4年も待っていたら死んでしまっているかも知れない。そもそも九星気学が当たっているのか、私はよく分かりません。







知ってしまったから凶方位は避けていましたが、吉方位を訪ねて強盗に遭ったのを始め、これまでにハプニングやトラブル、アクシデントなど数えだしたらキリがありません。








吉方位を守ったから命まで取られずに済んだという考え方もあるかもしれませんが、もう私はここでキッパリ開き直って九星気学は捨てることにします。







そもそもこの統計学、いつどの地域でとれだけの事例を取り、どういった手法をもとに算出、導出されたのか全くもって不明。その大前提となる資料はどこにも見当たりません。








いくら紀元前のこととはいえ、九星術まで導いた証拠がありそれを統計学というからには、それなりにエビデンスが在って然るべきと思います。が、ない。数値でガッツリ示し、誰もが納得いく根拠や裏付けを明示したうえでの「学」なら私も信じますが、単なる言い伝え。ある意味宗教のようなもの。








私はこの通説に疑問を抱き、いつからかモヤモヤし始めていました。

「九星気学」自体は、1935年に日本人が「九星術」を元に気学としてまとめたもの。「九星術」は中国に紀元前から伝わる民間信仰です。








私は捨てる。九星気学を捨てます。そもそも、死に対するネガティブな感情さえ私はないのです。







手始めに、今年の旧暦(2023/2節分〜2024/2節分)、年盤五黄殺で月盤は暗剣殺、さらに土用入りの北西へ向かいます。







もし私に何かあったら「やっぱり九星気学は当たっているのだな」と思っていただければいいかなと。笑







というわけで、永遠に九星気学は封印します。







尚、神様は信じていますよ。寒川神社より暮れの師走大祓の案内があり、郵送でお願いしました(人生初)ところ、お正月に大祓神札と元旦奉斎大麻が送られてきました。御札がやたら増えたので、昨日、簡易神棚を作りました。



ついでに和歌山の熊野大社や出雲の須佐神社の御守も並べてみたところ、何か神様たち楽しそうでない?笑







それでは皆様、本年2024も宜しくお願いします!