2019/7月にモンゴルへ訪ねた時の旅ログです。

 


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ガヤ・ゲストハウスとエルネデ・ゾーの中間地点あたりにカラコルム博物館があるので行ってみます。

 

馬って散歩させるもんなん?




あっちの方にもゲルが見えていますね。あれもゲストハウスと思われます。



寄り道途中に意外や意外、ホテルを見つけました。小ぢんまりしていますが、新しい綺麗なホテル。お昼を食べます。



野菜スープとフェトチーネ。こんな何もない平原に小綺麗なホテルがあるだけでも驚きなのに、スタッフもフレンドリーでいい感じのホテルでした。

 

 

 



食事が終わり、牛の沐浴を横目に歩きます。



到着したカラコルム博物館はこのあたりで発見された遺物を展示しています。




なんだかチンギス・ハーンのモンゴル帝国があまりにもインパクトありすぎて、それ以前の文化などが霞みます。



カラコルムが首都だったモンゴル帝国時代の模型。今より家屋が多いんちゃう。



移動式のゲルはこうやって運びます。



この博物館の建物は日本の寄贈。


さすが日本が建ててあげただけあってか、日本語の解説が併記されています。



ところで、日本は何故に他国にここまでしてあげるのですかね?なんでこのような博物館まで建ててあげるのでしょうか?



モンゴルだけではないのですよ、世界の隅々まで。

 

海外の僻地へ行っても「このサッカー場は日本が作ってくれたんだ」とか、「この橋は日本架けてくれたんだ」、「この学校は日本が建ててくれたんだ」「この公園は日本が造園してくれたんだ」など、ほんとあちこちで聞くのです。 



それはとても良いことなのですけど、何故に日本がそこまで?とは思いますよね。僻みや妬みではなくてですね。ただ純粋に、何かそうしなければならない義務でも日本は負っているのか?

 

 

他にも先進国はいくつもある。西欧などはその地位を利用してアフリカ各国の資源を未だに搾取しているくらいで、支援などとは程遠い。

 

 

 

 

 

 

そういえば最近、西アフリカのニジェールでクーデターがありましたね。これまでの政府は宗主国フランスに資源を横流しして役人たちだけ莫大な報酬をもらっていました。しかし、「もうこれ以上フランスの好き勝手にはさせない!」と軍や市民が蜂起し、金(ゴールド)やウランのフランスへの供給を停止しましたね。フランスはNATOを使ってこれを弾圧しようとしています。リビアの時と同じですね。

 

 

 

 

 

 

しかし、今回は隣国も立ち上がっています。ニジェール周辺の仏裏植民国は、「我々もニジェールの味方」「NATOには屈しない」と声明を発表しましたし、ブルキナファソのトラオレ大統領などは、「私たちは、西側メディアが私たちの国でプロパガンダを行うことを許さない」とプロパガンダメディアにまで言及しています。「彼らの目的は、住民を惑わし我々に敵対させ、彼らの秘密目標を実現することだ。我々はそれを許さない」と断固たる意志を表明しています。

 

 

 

 

 

 

フランスが「大学フリー」「夏休み二か月」など、優雅に生活できるのは、アフリカを食い物にし搾取しているからです。以前、マリやブルキナファソなどの記事でも書きましたが、旧フランス領のアフリカ各国は度を越して貧困。フランス人が優雅に生活している裏で、ニジェールなどは各家庭の実に10パーセントにしか電気が行き届いていないそうですよ。

 

 

 

 

 

 

 

アフリカを食い物にしてきたうえ、ロシアに制裁を課したことで自らが衰弱しているアホなEUは、中国と敵対することだけは絶対に避けなければならないと分かっているよう。結局EUは、最終的に露中におんぶに抱っことなるのでは?と予想しています。

 

 

 

 

 

 

一方、中国は以前より挙ってアフリカへ進出しています。元々はビジネスのためですが、ある意味中国がアフリカを育て、これら西欧からの搾取を止めるきっかけになったかもしれないと思っています。

 

 

 

 

 

 

話がそれましたが、それに引き換え、これほどまでに米国に忠実に従い植民地化されてる日本は、少しアフリカを見倣った方が良い。他国を無償援助している場合ではないのですよ。



 

大体、これほど見返りを求めない支援あるのだろうか?このカラコルム博物館に関しては、建物のメンテナンスまで日本が支援しているのですよ。せめてそれくらい、自分等でやったら?

 

 

 

 

 

 

ブータンでも思いました。首都ティンプーは私の訪ねたとき建設ラッシュだったのですよね。資源のあまりない国ですので、当然日本のODAです。さらに、自分たち(ブータン人)にビルを建設する技術はないため、インドから出稼ぎ労働者を呼び寄せるのですが、そのお金まで出しているのですって。これはブータン人ガイド談。

 

 

 

 

 

 

さらにさらに、彼らは生き物を「殺傷」してはならない法律がありますので、自国の川に流れる魚も獲らないし牛や鶏を屠殺したり〆たりもしない。しかし、動物性タンパク質は摂る必要ありますので、わざわざ隣国から輸入してるのですよね。自分たちは殺さないけど、人が殺したものは食べる。(???)。しかも、輸入するので当然割高になります。そのお金はどこから?

 

 

 

 

 

 

なので、ブータン人は日本人に感謝していると仰っていました。とても良いことなのですけど、何故に日本がそこまで?とは思います。ブータンは「世界一幸福な国」という触れ込みで一時期メディアを賑わせましたが、私の訪ねたとき、世界一幸福なようには到底思えませんでした。笑

 

 

 

 

 

さらに、ウクライナ支援もそう。欧米が仕掛けてるのですから、欧米で全て賄ってくださいな。なんで日本がウクライナ軍への武器供給のために何千億円も支援せなならんわけ?欧米以外の国は中立か露寄りです。当然です。米国戦争屋の思惑になどもう、どの国も乗らないのですよ。







そして、ウクライナ復興支援ってどこのこと?復興支援が必要なのは、ウ軍にメチャクチャにされ、既に露に併合された東部4州ですよ。復興支援をするなら宇ではなく露です。東部4州以外に住むウクライナ人はこれまでと変わらず普通に生活していますから。もうホント、日本のメディアも政府も欧米メディアのプロパガンダを鵜呑みにしてフェイクにフェイク重ねて言ってることメチャクチャ。皆様は、日本メディアの流すプロパガンダを真に受けないようにしてくださいませね。

 

 

 

 

 

 

 

と、話が全然違う方向へ行ってしまいましたが、明日は再び首都ウランバートルへ戻り、すぐに帰国です。