2022年GWに訪ねたイラクの旅を綴っています。現地で書いていた記事に写真を追加し、大幅に追記しています。
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昨夜もよく寝ました。朝。今日はカルバラーを去ります。
昨夜から、「明日はどこへ行こう?」と考えていました。当初、「もしイラクに入国できたら、カルバラーからバビロニア遺跡へ行こう」と朧げに思っていました。しかし、到着日早々、予定外に訪ねてしまったものですから、
「もうバビロニアは行かなくてもいいかなぁ」と、聖地ナジャフのホテルをネットで取得。
しかし引っかかる。
前回は、午後になって急に行くことにしたのでフルートを持っておらず、誘ってくれたイタリアに住むイラク人が遺跡見学中、シェアタクシーにリュックを忘れたことに気付きスッタモンダしたため、行ってないエリアがあったのですよ。
荷物がないと気付くまでも、何かとそのイラク人と一緒にいて遺跡とは関係ない話をしていたので何だろう?一人でじっくり考える時間というのですかね、バビロニア遺跡に立って何かを感じる時間がなかった。自分のペースで歩き回れず物足りなかったのです。一般の観光で終わってしまったのです。
「バビロニア遺跡はそうじゃないだろ。」
「私にとって単なる観光地じゃないだろ。」
「バビロニア遺跡がこの旅の一番のメインじゃなかったっけ?」
「何のためにフルート持って来てん?」
「ここまで来てBABYLONを吹かずに帰るか?」
「もう行くタイミングないかも知れんで?」
「どうしよう?」と思いつつ、ひとまずホテルをチェックアウトし、カルバラーのメインガレージまでタクシー。
ナジャフへ行こうか、どうしようかと思いながらガレージに入っていくと、一番手前で「ヒッラ、ヒッラ」と叫ぶオッチャンが。。
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