それから、一か月が経ちました。
柚子は復帰しましたが、特別学級に行く事になりました。
奏は少し、寂しそうでした。
詩は、驚きを隠せませんでした。
七つ下の妹が生まれた頃、母が患ってしまったそうなんです。
父は、全く料理が出来なかったので、
てんやわんやだったそうです。
(お祖母さんが来て、事無きを得たそうなんですが…。)
理由を先生に訊いたところ、こう返ってきたそうです。
琴音「つーくんは、素晴らしいわ~♡
『カウンセリングの素質がある!』みたいなの~!
で、すぐに治っちゃったのよ~!
お医者さんも、ビックリだったの! 凄いわね~♪♪」
その言葉を聴いた奏は、目の色が変わっていました…
詩は、かなり引いていました……
奏「つーーくーーん!! 凄いね~~!!
私の旦那さんなの―(*☆皿☆*)♪ じゅっと、居て~~!」
詩(夢中になり過ぎると、ダメになるよ…??)