先日「味噌らぁめん 」を食べたときに一緒に頼んだ「塩らぁめん」です。
「佐野実さんの孫弟子」の店なのですが、「醤油」を置かないのが、驚きです。
「佐野実さん」といえば、「醤油」ですし、普通、「味噌」「塩」があるラーメン店で
「醤油を置かない」という店は聞いたことがありません。
ともあれ、その「塩らぁめん」。見るからに美しい仕上がりです。
澄んだスープ。浮かぶ2種類のネギ。メンマ。そして棒状の小松菜。
ネギは揚げネギを使って、香ばしい風味を出しているとともに、
味噌の「小口切り」と違って、「生」のほうは、「みじん切り」にしています。
恐らくこの切り方が、フレッシュ感をプラス出来るからかと思われます。
実際、スープを飲むと、この2種類のネギが一緒に入ってきて美味しいです。
ガラ、モミジ、丸鶏を基本にしてると書いてありましたが、
ちょっとモミジは、この味の組み立てに良く分かりませんでした。m(_ _)m
チャーシューは柔らかく煮た、バラ肉。
まあ、この辺は飛ばしましょう。
麺は、長浜を思わせる(そこまで低加水ではありませんが)細ストレート麺。
自家製麺で、店の南西に製麺所があります。
風味と、歯触り、味ともども良い麺です。
・・・いやあ、レベル高いです。
伺ったのは午後2時を過ぎていたのですが、次々と客が訪れます。
さて、味噌と塩で共通点はどこでしょう?
スープも違う、ネギも切り方からして違う、麺も違う・・・・
恐らく、メンマとチャーシューくらいかと思います。
それくらい、スープに合った、麺と具を研究してます。
こんな郊外でも、味が良ければ、客は来るものです。
司馬遷の「桃李」の格言を連想させてくれます・・・・
らいけん、おおもり、などなど・・・栃木にはそんな店が多いじゃないですか。
あ、一緒に頼んだギョーザです。
まあ、この辺も飛ばしましょう。(^^;;