昨日から取り掛かっている、左サイドの大穴。
前回は半分までアルミ板を貼り付けたところで終了しました。
今日はその続き。
残り半分を塞いでいきます。
ここまでくると作業内容自体はかなり見えてきました。
切る。
曲げる。
当てる。
貼る。
固定する。
叩く。
そして最後は、
「細かいところはパテさん、よろしくお願いします」
という流れです(笑)
まずはアルミ板を大まかに切り出す
今回も使うのは0.8mmのアルミ板。
まずは穴の大きさを見ながら、大まかに切り出します。
もちろん、最初からピッタリの形にはなりません。
一度ボディへ当てて、
ここが出ている。
ここが足りない。
ここはもっと折らないといけない。
と現物合わせ。
そして大まかに折り曲げます。
下側を目玉クリップで固定して形を作る
ある程度形ができたら、
まずアルミ板の下側を目玉クリップで固定。
固定した状態で、
ボディラインへ沿うように折り曲げていきます。
このあたりは本当に原始的。
専用の板金工具を使っているわけでもありません。
手で曲げる。
膝で押す。
ボディへ当てる。
また曲げる。
そんな感じです。
でも0.8mmのアルミなら、僕でも何とか形になります。
クイックメンダー30で接着
大まかな形が決まったら、
いよいよ接着。
今回も使うのは、
まず下側に接着剤を塗り、
目玉クリップで位置を固定。
その後、上側にもクイックメンダー30を塗って貼り付けます。
ただし、
これだけではどうしてもアルミ板が浮いてきます。
なので、ここで登場するのが、
マルチドリルビス。
ボディへ穴を開けて、
アルミ板を強制的に固定します。
穴?
そこは気にしません。
最終的にはリブロックで埋めてしまうので、
今はとにかく、
狙った位置にアルミ板を固定することを優先。
です。
半乾きのタイミングでハンマー整形
クイックメンダー30が完全硬化する前。
まだ少し動くタイミングで、
ハンマーを使って形を整えます。
特に重要なのが端の部分。
ここが浮いていると、
あとでパテを大量に盛らないといけなくなります。
なので、
少しでもボディへ沿うように、
軽く叩いて整えていきます。
ただし、
この段階で完全な形を作ろうとは思っていません。
というより、
僕には無理です(笑)
なので今回は、
とにかくしっかり貼り付ける。
大まかなラインだけ合わせる。
細かい整形はパテに任せる。
という作戦です。
そもそも、この方法は厚みが増える
ここで重要なのが、
今回の補修方法では、
元のボディより確実に厚みが増えるということ。
元の鉄板の上へ、
アルミ板を貼る。
その上へ、
リブロックを複数層。
さらに、
パテ。
塗装。
当然、
元のボディラインより外へ出ます。
普通の板金屋さんなら、
こんな方法はまず使わないでしょう。
本来なら、
腐った鉄板を切り取って、
同じ厚みの鉄板を成形し、
溶接で面をそろえる。
それが正攻法だと思います。
でも僕の場合、
その設備も技術も予算もありません。
なので今回は、
出た分をパテでなだらかにつないで馴染ませる。
という方法にします。
完璧なボディラインは狙っていない
今回の目標は、
フルレストア。
ショーカー。
オリジナル完全再現。
ではありません。
僕が目指しているのは、
穴が塞がっている。
雨水が入らない。
見た目も遠目なら普通。
この先しばらく使える。
そこです。
なので、
完璧に元のボディラインへ戻るとは考えていません。
少し厚みが出てもいい。
多少波が残ってもいい。
最終的に全体を見たときに、
「以前よりかなりきれいになった」
と思えれば十分です。
明日はリブロックへ
アルミ板を貼り終えたので、
明日はまず表面の足付け。
サンダーやペーパーで軽く傷を付けて、
リブロックが乗りやすい状態にします。
その後、
リブロックU アンダー。
そして、
リブロックB1 ベース。
もうすっかりお決まりの流れです。
この工程を繰り返しながら、
少しずつ外装を一周していきます。
そして最近、全塗装のことを考え始めた
穴を塞ぐ作業を進めながら、
最近よく考えていることがあります。
それが、
最終的にこのバスをどう塗るか。
です。
当初は、
サフェーサーまで自分で仕上げて、
最後はプロショップへ全塗装をお願いする。
という案も考えていました。
でも最近は、
水性塗料を使って、自分たちでハケ塗りしてもいいんじゃないか。
と思い始めています。
秋のうちにサフェーサーまで
そろそろ朝晩は寒くなってきました。
なので、
今秋の目標は、
とにかく錆穴処理と下地作りを終わらせる。
そして、
サフェーサー状態まで持っていく。
ここまで。
冬は外装作業を少し休んで、
内装へ移ります。
そして暖かくなる春頃。
そこでいよいよ塗装。
そんな流れが良さそうです。
春は水性塗料のハケ塗りにするかも
最近は、
水性塗料を使ってDIYで車をハケ塗りしている例も見かけます。
僕も今回は、
つや消しの赤。
これをハケ塗りでやってみようかなと思っています。
今の塗装はかなりガビガビ。
だったら、
完璧な鏡面塗装でなくても、
全体の色が揃って、
つや消しの赤になれば、
それだけでかなり見た目は変わるでしょう。
ハケ塗りにしたい理由は「後から直しやすい」
自分で塗りたい一番の理由は、
実は仕上がりよりも、
あとから自分で手直ししやすいこと。
です。
このバスは、
今回の塗装で全部終わりとは思っていません。
たとえば今後、
「フロントウインドウのゴムを交換しよう」
となる可能性があります。
そのとき、
窓ガラスを外す。
ゴムを外す。
すると、
その下からまた錆が出てくる。
おそらく普通にあり得る話です。
その錆を処理したら、
当然そこだけ塗装をやり直す必要が出ます。
だったら、自分で直せる塗装のほうがいい
もし何十万円も掛けてきれいな全塗装をしてしまうと、
あとから窓枠を触るのが怖くなります。
「せっかくきれいに塗ったのに……」
となってしまう。
でも自分たちでハケ塗りした塗装なら、
削ったら、
また塗ればいい。
補修したら、
また赤を塗ればいい。
多少色が違っても、
つや消しならそこまで目立たないかもしれません。
僕の使い方には、
そちらのほうが合っている気がしています。
全塗装後に「シーズン2」が始まる可能性もある
むしろ、
一回きれいになったあとで、
ワーゲンバス再生記録 シーズン2
が始まる可能性すらあります(笑)
全部の窓枠ゴムを交換。
ガラスを外す。
隠れていた錆を処理。
また塗る。
ドアゴムも交換。
細かいところを直す。
旧車なので、
終わりなんてたぶんありません。
だったら、
そのたびに自分で直せる塗装のほうが気楽です。
2〜3人でイベントみたいに塗りたい
春になったら、
一人で黙々と塗るより、
2人か3人で、
イベントみたいに一気に塗ってしまおうかな
とも考えています。
朝からマスキングして、
みんなでハケを持って、
「そこまだ塗れてないで」
とか言いながら、
一日でワーゲンバスを真っ赤にする。
それはそれで、
かなり楽しそうです。
材料費は、
今のところ5万円くらいを想定。
プロの全塗装とはまったく違う世界ですが、
今回の再生プロジェクトには、
むしろそのくらいの距離感が合っている気がします。
今日で左の大穴はほぼ塞がった
とりあえず、
今回の大御所だった左サイドの大穴は、
ほぼ板で塞がりました。
まだ見た目は、
「補修中です!」
という状態ですが、
昨日まで向こう側が見えていたことを考えれば、
かなりの前進です。
明日は、
足付け。
Uアンダー。
B1。
そしてまた乾燥。
地味ですが、
一歩ずつ進めます。
今日やったこと
・左サイド大穴、残り半分のアルミ板を切り出し
・目玉クリップで仮固定
・現物合わせで曲げ加工
・クイックメンダー30で接着
・マルチドリルビスで固定
・半乾き時にハンマーで形状調整
・左サイド大穴の板貼りをほぼ完了
次回予定
・アルミ板表面の足付け
・リブロックU アンダー施工
・リブロックB1施工
・乾燥後、B2・トップコート
・周辺の細かな錆処理
今後の塗装構想
・2026年秋:錆穴補修とサフェーサーまで
・2026年冬:内装作業
・2027年春:水性塗料によるハケ塗り全塗装を検討
・色はつや消し赤
・2〜3人でイベント感覚で施工
・材料費は約5万円を想定
・将来的な窓枠ゴム交換なども、自分で部分補修できる塗装を目指す












