右サイドの錆穴を一気に攻める 銅メッシュとリブロックで地道に前進|VWバス再生記録 #6 | ロックベーシスト 西本圭介

ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

 

昨日から始まった、ワーゲンバス外装の錆穴補修。

今朝はまず、昨日施工したリブロックB1 ベースの乾燥状態を確認するところからスタートしました。

しっかり乾いていたので、その上から今日は、

リブロックB2 ベース

を重ねていきます。
 


B1とB2、役割が少し違う

リブロックB1は、

防水機能に特化。
伸縮性があり、フロアの防水やジョイント部、雨水の通り道などに適しているとのこと。
 

一方でB2は、

硬質機能に優れ、防水機能も併せ持つ。
衝撃、摩擦、傷に強く、床、アンダーコート、タイヤハウスなどに適しているとのこと。
 


 

実際に使ってみても、B1とは少し質感が違います。

B2を重ねることで、さらに厚みと硬さが増していく感じ。


ただ、ここでちょっと思ったことがあります。

外板のボディ面までB2を入れる必要があるのか?

という疑問です。


ボディ外板ならB1からパテでも良いのかも?

B2を塗るとかなりしっかりした厚みが出ます。

床や下回り、タイヤハウスなら非常に良さそう。

でも、最終的に表面を平滑にして塗装する外板の場合、

B1まで施工して、その上からパテで整形したほうが仕上げやすいのでは?

とも感じ始めました。
 

今回はスライドドア下のかなり低い位置なので、B2まで施工しても問題なさそうです。

むしろ強度や防水を考えれば安心感があります。

ただ、今後もっと目立つボディ面へ進むときには、

B1止まりにする場所

B2まで重ねる場所

を使い分けても良いかもしれません。

この辺は、まだ実験中。

実際に仕上げながら検証していきます。
 

この凸凹はパテの食い付きにも良いかもしれんね。
最終パテで平面にすればいいのだという話もある。
 


乾燥待ちの間に、次の錆穴へ

リブロック施工は、とにかく待ち時間があります。

塗る。

乾かす。

また塗る。

そしてまた乾かす。

なので、一か所だけやっていると非常に効率が悪い。

乾燥している間に、右サイドの別の腐食部分へ移動します。
 

サンダーで塗装と浮いた錆を落としていくと……

はい。

また出ました。

大穴。

旧車再生では、見えていた錆より、

削ったあとに出てくるもののほうが本体

なのかもしれません(笑)


今回は銅メッシュで穴を塞いでみる

 

 

この穴については、昨日使ったアルミ板とは別の方法を試すことにしました。

使うのは、

銅メッシュ。

リブロック付属のクロスでも塞げるとは思います。

ただ、このくらいの穴になると、クロスだけでは少し弛んでしまいそう。

かといって、この場所に一枚ずつアルミや鉄板を成形して接着するのもちょっと大変。

そこで、

形を合わせやすい銅メッシュを土台にしてみよう

と考えました。


まずはリブロックU アンダーで防錆

錆をできるだけ落としたところで、

まずはリブロックU アンダー。

穴の周囲と残っている鉄板部分へ塗って、防錆処理しておきます。

僕の感覚では、このUアンダーは単なる防錆だけではなく、

その後に重ねる材料の下地、いわばプライマーのような役割もしてくれているように感じます。

これはあくまで施工している僕の感触ですが、かなり使いやすい材料です。


乾いたらB1をペタペタ置いていく

Uアンダーが乾いたところで、

その上からリブロックB1 ベース。
 

もう何回か使っているので、だんだんこの材料の扱いにも慣れてきました。

普通の塗料のように、

「薄く伸ばして塗る」

というより、

ペタペタと置いていく。

穴やメッシュの隙間へ材料を押し込んでいく。

そんな感じです。


小さな穴はリブロッククロス・ライト

さらに乾燥待ちの間に、また別の場所へ。

 

こちらは穴が小さいので、銅メッシュまでは必要ありません。

そこで、

リブロッククロス・ライト

を使います。

まずUアンダーで下地を作り、

クロス・ライトを貼り付け、

その上からB1を乗せていきます。
 

 

このくらいの穴なら、この方法がかなり簡単。

板を切る必要もなく、形にも追従してくれます。

大穴は板やメッシュ。

小穴はクロス。

そんなふうに、だんだん補修方法を使い分けられるようになってきました。

 


気がつけば右下の大半を施工

そんなことを繰り返していたら、

今日は右サイド下部のかなり広い範囲まで進みました。

 

昨日ほど、

「巨大な穴が出た!」

「板を作った!」

みたいな派手な展開はありません。

やっていることも、基本的には同じです。

 

削る。

防錆。

塞ぐ。

B1。

乾かす。

次へ。

この繰り返し。

ブログの写真だけ見ると、正直あまり変わり映えしないかもしれません(笑)

でも、この作業こそが今回の再生では一番大事。


旧車補修は、派手さより段取りと根気

一気に一日で全部完成させようとすると、たぶん嫌になります。

なので僕は、

今日はB1まで。

明日はB2とトップコート。

次の作業日は、その先の場所。

と、一日ごとにノルマを区切ることにしました。

 

明日は別の予定もあるので、作業は今日施工した部分へB2とトップコートを塗る程度。

それでいい。

一日30cmでも50cmでも進めば、そのぶん錆穴は減っていきます。


あと10日くらいあれば一周できる?

今の進行ペースを見ていると、

かなり根気は必要ですが、

同じように毎日少しずつ進めれば、あと10日くらい作業日が取れればボディを一周できるんじゃないか。
 

そんな算段になってきました。

もちろん、途中で想定外の巨大穴が出現すれば話は変わります(笑)

旧車なので、

削った瞬間に予定が全部変わることもあります。

でも、最初に外装へ手を付ける前に感じていた、

「これ全部、本当に自分でできるのか?」

という不安はかなり減ってきました。

今は、

時間を掛ければ、何とかなる。

という感触があります。

後は毎日の仕事を積み込みすぎないということですね。
朝9時からスタートして15時には終わるように計算しています。
これ以上やるとブログを書いたり、本来の相続のことや事業整理といったパソコン仕事などが全部夜型へ変わってしまって、日常生活に支障が出るからです。

肉体仕事はだいたい夕方3~4時までにしておこうと思います。
これでも毎日、とても疲れて9時には寝込んでしまうので。

それと元々はプロに丸投げしようと思っていたのですが、自分で作業をやってわかったのは、プロなら私の倍のスピードで1日で進むでしょうが、それでもこの穴をプロのレベルで塞いでいっても一週間は掛かるでしょう。

その工賃を考えたら、穴を塞ぐだけで20万円ですと言われても仕方ないような気がします。
プロならば本来は錆びた部分を切り取って内部の処理までやるでしょうしね。
私は内部処理はすっ飛ばしていますので、素人DIYです。
後から水抜き穴から防錆材ノックスドールを吹き込もうくらいのノリです。
 


明日はB2とトップコート

明日は、今日B1まで進めた部分を確認。

しっかり乾いていたら、

リブロックB2 ベース


そして最終的に、

リブロックT トップ

まで進めます。

 

これを繰り返しながら、とにかくバスを一周。

 

10月中には、

「少なくとも外装の錆穴は概ね塞がった」

と言える状態にしたいと思っています。

 

派手な作業ではありません。

ひたすら削って、

ひたすら塗って、

ひたすら乾かす。

でも、昨日まで穴だった場所が、今日は塞がっている。

それだけで十分楽しい。

明日も少しずつ進めます。

あとは雨が降らないことを祈るだけです。

そして、近い将来はカーポートを建てたいと思っています。(自分でじゃないよ)
いくら直してもワーゲンバスは雨ざらしだとまた数年で錆が出てくるでしょう。

室内保管は無理ですが、せめて雨に直撃しなければ、随分と予防にはなると思うしね。
 


今日やったこと

・昨日施工したB1の乾燥確認
・リブロックB2 ベース施工
・右サイド別箇所の錆除去
・リブロックU アンダー施工
・大きな穴へ銅メッシュを使用
・表面の突起、角をサンダーで処理
・再度Uアンダー施工
・銅メッシュ上へB1施工
・小穴へリブロッククロス・ライト施工
・右サイド下部の複数箇所を補修

次回予定

・本日施工部分の乾燥確認
・リブロックB2 ベース施工
・リブロックT トップ施工
・次の錆穴補修へ進む