前回は、助手席の床に開いていた錆穴へ、
リブロックU アンダー
そして、
リブロックB1 ベース
を施工しました。
正直、この時点でもかなりしっかりしていて、
「もうこれで十分なんじゃない?」
と思うくらいでした。
でも、せっかくおためしセットを買ったので、今回はちゃんと最後まで施工してみます。
注意: リアブロックとの案件ではございません。
まずはB2を重ねる
今朝は、前回施工したB1の上から、
リブロックB2 ベース
を重ねました。
塗ってみてまず感じたのが、B1とは明らかに質感が違うこと。
B2には、塗料の中に細かな砂のような粒子が入っているような感じがします。
乾燥すると表面はかなりザラザラ。
これが助手席の足元には、むしろいい。
もともとの床はツルッとした塗装なのですが、B2を施工した床は少しゴム質のような弾力もあって、さらに表面に細かな凹凸があります。
そのおかげで、足元のマットもズレにくそうです。
製品説明では、
硬質機能に優れており、防水機能も併せ持つ
とのこと。
実際に触ってみても、厚い被膜ができてかなりしっかりしています。
個人的には、この質感、かなり好きです。
最後はリブロックT トップ
B2をしっかり乾かしたら、最後の仕上げ。
リブロックT トップ
を塗ります。
B1やB2はかなり粘りが強かったのですが、Tトップはそれと比べるとかなりサラサラ。
普通の塗料に近い感覚です。
色は黒。
役割としては、
上塗り用の保護・防水トップコート
とのこと。
塗り終わって乾かしてみると、かなりきれいに仕上がりました。
かなり満足しています。
元の床よりも、
・滑りにくい
・弾力がある
・厚みがある
・防水性も期待できる
という感じ。
正直、運転席側の床も全部この仕様にしたくなってきました。
マットが滑りにくくなりそうですし、感触的には少し遮音にも効きそうな気がします。
もちろん、遮音効果については今回きちんと測定したわけではありません。
ただ、塗膜の厚さやゴム質の感触を見ると、
「余ったら運転席側もやってみようかな」
と思っています。
もともとのこれに比べたら随分とマシだろう。

いちさん参戦。室内灯を復活させる
床の施工が終わったところで、今日もいちさんが参戦。
最近、ほぼ毎日来てもらっています。
ありがたい。
次に取り掛かったのは、室内灯です。
結論からいうと、
電球も切れていたし、スイッチも壊れていました。
この室内灯については、聖子(きよこ)も生前、
「できるだけオリジナルに近い形で直したい」
と思っていたようです。
僕が修理を引き継いだ時点では、外側のカバーはオリジナルのもの。
ただし中身は、汎用のLEDライト(充電式)へ無理やり交換されていました。
なので今回は、
見た目はなるべくオリジナルの雰囲気を残しながら、中身は現代的にLED化し、
運転席からON/OFFできるオリジナル仕様
という方針にしました。
電球はLED、スイッチはほぼ同寸法
今回、電球はLEDを購入。
スイッチは完全に同じものは手に入りませんでしたが、かなり近いサイズのプッシュスイッチを見つけました。
完全な純正再現ではありません。
でも外から見た印象は大きく変わらず、使い勝手も改善。
僕としては、
聖子が思っていた「オリジナルに近い形」にはかなり寄せられたかな
と思っています。
配線関係は、いちさんが施工してくれました。

LEDにしたのでもともとのより省電力化にも貢献するでしょう。
ルームランプも同時に復活
もう一つ、別のルームランプも点かなくなっていました。
こちらは原因が単純で、
電球切れ。
ちょうどLED電球が4個セットで、一つ余っていました。
そこで、その余ったLEDを流用。
ただし、接点部分が錆びていて導通していなかったので、接点を軽く磨いて導通を復活させます。
そしてスイッチオン。
点いた。
これで夜にワーゲンバスへ乗っても、室内をちゃんと明るく照らせます。
こういう小さなところが直っていくと、古い車が少しずつ普通の車に戻っていく感じがあります。
次はリアのバンプラバー
そして今日のもう一つの作業。
リアのバンプラバー取付。
バンプラバーとは、サスペンションが大きく縮んだ際に、必要以上に沈み込むのを防ぐゴム製の部品です。
この車には、僕が購入した時点でバンプラバーがありませんでした。
以前ローダウン仕様だったので、そのときに外されたのか。
それとも朽ちて無くなったのか。
そのあたりは分かりません。
今回はアフターパーツを購入しました。
これは手で突っ込める代物ではない
取付は、いちさんにお願いしました。
理由の一つは、僕がこのバスをしっかり持ち上げられる大きなジャッキを持っていないこと。
近いうちに、
ジャッキとジャッキスタンドはちゃんと買おう
と思っています。
バンプラバーは硬質なゴム製。
そして取り付ける突起部分は、ラバー側の穴より明らかに大きい。
感覚的には、1.5倍くらいありそう。
「これ、本当に入るの?」
というサイズです。
普通に手で押し込めるような硬さなら、走行中の振動で簡単に抜けてしまうはず。
なので、当然ながら手では入りません。
ハンマーも入らない
だったら大きなハンマーで叩き込めばよさそうですが、
バンプラバーのある場所は、サスペンション周辺の狭い空間。
大きなハンマーを振れるような場所ではありません。
そもそも、このバンプラバーはサスペンションが大きく沈んだ際に、
タイヤやサスペンション周辺が必要以上に動くのを止める部品。
そこにハンマーを振り回せるような空間があるわけがない。
困った。
車体の重さで押し込む作戦
そこで、いちさんが考えたのが、
車体そのものの重さを使う方法。
まず、バンプラバーを取り付けたい突起部分へあてがいます。
その下へゴムのスペーサーをセット。
そして、
ジャッキを下ろす。
すると当然、車体の重量が一気にそこへ掛かります。
その力を利用して、
バンプラバーを突起へ押し込む。
という作戦。
なるほど。
理屈としては非常によく分かります。
ただ、最初からうまくいったわけではありません。
1回、2回は角度がずれて失敗。
一度持ち上げ直し、
角度を修正して、
もう一度。
そして、
ズボッ。
入りました。

3つのお団子みたなゴムがバンプラバーでその下の皿がこのゴムが当たることでこれ以上沈み込まないようにする原理。
原始的だね。
反対側も一発ではありませんでしたが、角度を調整しながら再チャレンジ。
無事装着完了。
左右とも入りました。
この方法が正解なのかは分かりません
正直、この方法がメーカー推奨の正式な取り付け方法なのかは分かりません。
専用の圧入工具や、もっとスマートな方法が存在する可能性もあります。
ただ、今回の作業では、
車体重量を利用して押し込む
という方法がうまくいきました。
僕一人だったら、
「こんなの絶対入らんわ」
と途中で断念していたと思います。
いちさん、本当に助かりました。
最後はショートドライブ
全部の作業が終わったところで、最後に短い試運転。
片道23kmの山道のドライブ
DOG RUN&CAFE『LAB'S BASE』
住所:広島市佐伯区湯来町菅澤859-1(旧 あかえの森)
https://labs-project.jp/?page_id=1566
先日調整したリアブレーキは、以前より明らかにタッチが良くなっています。
エアサス周辺もしっかりした感じ。
バンプラバーについては、普通に走っているだけでは、
「おお、これがバンプラバーの効果か!」
というほどの違いは正直分かりませんでした。
でも、それでいい。
バンプラバーは通常走行で常に働くものではなく、サスペンションが大きく沈み込んだときの保険のような存在です。
必要なときにそこにいてくれればいい。
それより、
ブレーキが効く。
床の穴が塞がった。
室内灯が点く。
バンプラバーも戻った。
一つひとつは小さなことですが、
最近このワーゲンバスが、
なんだか少しシャキッとしてきた。
そんな感じがします。
そして明日は、いよいよ外装
これまでは主に床や室内側の補修でした。
でも明日からはいよいよ、
ボディ外装の錆穴との戦い。
ここからが本番です。
床面と違ってボディは垂直。
リブロックも垂れる。
補強材も重力で落ちる。
トタン板をどう切るか。
クイックメンダーでどう固定するか。
どこまで板を整形するか。
少しずつ試しながら進めてみます。
でも、助手席床の仕上がりを見る限り、
かなり期待しています。
明日から、いよいよ外側へ。
また一歩、このバスが前へ進みます。
今日やったこと
・リブロックB2 ベース施工
・リブロックT トップ施工
・助手席床の錆穴補修完了
・室内灯のLED化
・室内灯スイッチ交換
・ルームランプ復活
・接点の錆除去
・リアバンプラバー取付
・ショートドライブで各部確認
次回予定
・外装錆穴補修開始
・トタン板等を使った補強方法の検討
・クイックメンダー30とリブロックを組み合わせた施工テスト





















