ライブハウスから撤退した理由 その31 / あれから半年 | ベーシスト 西本圭介 オフィシャルブログ...

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ベーシストの活動と平行して名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校の教務部長も務める


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久しぶりのこのテーマでの投稿です。 

うちの店を完全に引き渡して半年経ちました。

 

店を新しいオーナーに渡してからも、閉業をするということは、その後もいろいろとやることがありました。

 

銀行に借金を返さないといけないというのが主なことでした。

 

 

店を精算した時点では通帳には結構な額の現金がありました。

 

月々の返済はされているのですが、通帳にある金額が大きいので、月々に減っている額というのはとてもとても小さく見えます。

 

ベースレッスンやその他コーディネート業務などで入ってくる副収入で返済はトントンな感じでもあったので、実は数ヶ月間はかなり羽振りの良い気分でした。

 

しかし、借金は借金なわけで、僕の本当の財産ではありません。

 

何箇所かの銀行で組んでいた共済とかを一つずつ解約していて、現金化していくのも、名古屋での生活が大半だと平日に銀行へいくチャンスがなかなかなくて意外と大変でした。

 

そしてこの夏にやっと数箇所の銀行を解約して、取引を一箇所だけにして、全額返済とあいなりました。

 

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店を売ってからの数ヶ月はちょっとだけプチリッチな気分だったのですが、今は僕の個人事業関連は無借金のキレイなものでXS650チョッパーの借金も予定よりも超早く返済完了しました。

 

借金がない(住宅ローンとかはありますよ...)のは本当に気分がいいものです。

 

ちなみに返済の日には銀行の担当者が「本当に一括返済するんですか? 少し残しておきませんか? 」と何度も引き止められ。

 

いつもとまったく違う口調で「西本様、お入り用でしたらいくらでもお貸ししますのでお申し付けください。」

 

こんな感じでした。

 

当初借りるときはこっちが悪いことしているようにビクビクして頭をさげて借りましたが、一括返済すると、借りてくれ借りてくれとお願いされる。

 

あるときには某銀行からビル買わないですか、XX億円で...とかありました。西本さんなら貸せますよ〜ハハハハ

と言われたことを思い出します。

 

銀行って面白いとこですね。

 

 

あの店を離れてから、まだ一年も経ちませんが、遠い昔のようです。

 

自分がやっていたとはもう想像も付きませんし、今の自分だったらライブハウス経営はしない。

というのも時代がとてもとても大きく変化しています。

 

僕が開業を思っていた当時と今ではライブハウスの様相もかなり変化してきています。

 

老舗ライブハウスがとうとう高校生割引でとんでもなく安い値段で貸出していることを知人から教えてもらいました。

 

僕が今同業やっていたとしたら、背筋が凍ります。

 

それくらい高校生や大学生を誘致することが大変な時代です。

 

僕のコンセプトであったライブハウスに教育機関を作り、ライブハウスで学生バンドを育成して、数年後にはその子達がセミプロとして活動し、プロになっていきライブハウスのバリューをあげていく。

 

そんな夢がありましたが、2018年問題、すなわち日本の18歳人口が2018年ごろから減り始める。

2016年頃には定員割れが全体の4割にのぼり、多数の私立大学等が潰れるということです。

 

これを想定していなかった。

 

 

それにプラスしてライブをしない子供達の増加。

 

今、専門学校で部長職をしていますが、プロミュージシャンを目指して入学した7割程度がライブハウス出演経験がなく入学されます。

出演経験だけならまだしも、バンド経験が無い子達が大半です。

 

これはYouTubeやニコ動の弊害なのでしょうか、ライブをするミュージシャンよりも顔を隠して動画を投稿する歌い手さんに憧れる子達が多い。

楽器にしてもYouTubeに「XXX を弾いてみた」を投稿することが目標くらいの子達も多い。

 

学生バンドが激減すると当然ライブハウスは取り合いになります。

 

バンドマンって高校生時代に出演していたライブハウスを親のように思う習慣がありますからね。

 

当然、音楽専門学校も同様にバンドマン減少の煽りを食っています。

 

なかなか厳しい時代です。

 

これをどうするかということについては、やはりスポーツ界がeスポーツに力を入れているのと同様のイノベーションが必要なのでしょう。

 

うちの学園が数年前に最初にeスポーツ学科をつくったときはSNSで大笑いの袋叩きだったですが、今それを笑う人は一人もいないでしょう。

 

僕の友人がeスポーツ学科を立ち上げた時の先見の明とベンチャー精神には感服します。

 

もちろんeスポーツを盛り上げている方達は本当に凄いと思います。

 

音楽業界もeスポーツのようなイノベーションを起こさないといけないでしょう。

 

僕たち専門学校も常に触覚を伸ばしておかないと行けない時代ですね。

 

 

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