ベース用マルチ 使用感レビュー BOSS “GT-1B” | ベーシスト 西本圭介 オフィシャルブログ...

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ベーシストの活動と平行して名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校の教務部長も務める


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ちょっと前にBOSS “GT-1B” を入手しました。

 

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ちょっと放ったらかしていたのですが、先日また引っ張り出してきて試奏してみました。

 

世の中にはレビューものブログとか動画は結構あるので、まずはそれを見てください。

 

 

 

僕のとりあえず使って見てのレビューは、感想を先に言うとちょっとがっかりだった。

 

感想の前にその根拠を分かっていただくために、現在の自分のエフェクターボード

 

 

入り口からFOREST GREEN COMPRESSOR ⇒ ZOOM MS-60B MultiStomp Bass Pedal ⇒ オリジナルHAO製RASTRIDEモディファイベースディストーション

 

基本的に普段はアンプ直だけど、必要に応じてコンプつかうこと。ディストーションもロックで使う。

コンプも別にそれほどこだわりはないので、MXRのマルチコンプのときもある。

 

ZOOMのマルチはモジュレーションやその他、数小節だけで使いたいというものを随時呼び出して使っている感じ。

 

まず、僕が使ってはじめにアカンと思ったこと。

 

僕はベースにおいてバイパスのサウンドを基準にすることが重要やと思っています。

そのバイパススイッチが無いというか、多分エフェクトを全てOFFった音がバイパス状態なんやろけど、本当にバイパスしているのかわからない。

ゲインが落ちても上がっても嫌でトゥルーバイパスのような状態がほしい。

ZOOM MS-60Bもトゥルーバイパスではないだろうが、OFFった状態が比較的アンプ直に近い感じがする。

 

GT-1Bではバイパスになるようにパッチを作って見たが、いまいちバイパスしたような印象と違う感じ。

これはあくまでも感覚的な部分。

 

それとバイパス状態のパッチを1つ作っておくというのが好きくない。

どんなパッチからでも瞬時にバイパスに戻したい。

まあっHAO LAV BOXというループスイッチは持っているので、そういうのでバイパスさせればいいという話ではあるが、それだと機材量が増えてしまう。

 

そもそも2万円のエフェクターの為に1万円するループスイッチを買うというのは本末転倒だ。

 

 

 

 

使い勝手は直感的とはいいにくい。

リハとかで瞬時にエフェクターいじるにはアナログのコンパクト・エフェクターが有利だし、ZOOM MS-60Bは比較的そのイメージに近い。

 

エフェクターのサウンドとしては良いと思う。

特に不満になるようなことは感じないし、そういう部分はよく出来ていると思う。

 

したがって、これを使う方というのは、セッションで素早く指示されている音を呼び出して使うような人には向いていないかも。

セットリストが決まっていて、音作りするような時間をちゃんとくれる自分のバンドとかなら便利かもしれないです。

 

実売2万円なんで、コストパフォーマンスは鬼のように高いです。

CTLスイッチやエクスプレッションペダルは使い方によっては便利だから、構築されたライブをやる場合には痒いところに手が届くと思う。

 

ただね、初心者でこれを買うのはあまりオススメしない。

 

こういうマルチの初期設定のパッチは大抵使えない。

そんな音、どこで使う?というようなのばっか。

これはZOOMも同様。

売る場合にはびっくりするようなサウンド変化のプリセットは楽器店の店員がオススメしたりするツールとしては良いのかもしれない。

 

初心者は特にバイパス状態の自分の音から離れすぎる音色変化はやめておいたほうがいい。

僕はアウトボードプリアンプを使うことも自分の生徒には推奨していない。

 

まずはベース本体のピックアップバランスとトーンコントロールとピッキング位置などだけで音色変化をつけるように練習。

 

アクティブベースの場合は必ずプリアンプをOFFった状態を基音としてONの状態もできるだけOFFに近い音質にし、必要に応じて少しだけ上げる、またはカットすることを覚えたほうがよい。

また、マルチエフェクターに入っているアンプシミュレーターはライブではできるだけ使わない。

 

ベースは基音というのをしっかりわかった上での意図した変化というのを理解しておかないと、とくに初心者は風呂場で弾いたようなリバーブや鬼のような低音が膨らんだ音とかアンサンブルで違和感のある音を使ってしまいがち。

 

僕もこのGT-1Bもスタジオにこもって時間を掛ければ、自分の使いやすい音でパッチを作っておくことができると思うが、その時間がもったいないというか、もうそういうオモチャをいじって楽しいという感覚と根気はないので、やっぱ向いていないなと思うのです。

 

今の所マルチについてはZOOM MS-60Bが最強だなと思います。

あの価格であのエフェクト数は異常だと思います。

 

デジタル化が進み便利で安価な反面、低価格でもプロが本当に(←これ重要)ステージで使えるというのがメーカーに必要なことではないだろうか。

 

本当にプロを集めて話あって2万円で買える物欲をソソるマルチエフェクターというのを話し合ったら、恐らくもっと違った形になると思うと思うのは僕だけだろうか。

 

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