今日はベースについての雑感を書きたい。
先日も書いたことだけど、最近の若者のエフェクターなどの機材の凄さ。
僕自身も若いころはエフェクターを買いまくったし、ベースも高級からチープまでたくさん買ったものだ。
だから、機材に好奇心があることは僕は凄くいいことだと思う。
それくらい楽器が好きだってことだから。
だから好奇心を持つな、使うなってことではないのだとは予め書いておきます。
ただ、機材至上主義ではないけど、あまりにネットでもエフェクターがどうだとか、ベースがどうだということに意識が行き過ぎている感もあるので、多少警鐘を鳴らしたいと思う。
僕のメインベースは百数十万するベナベンテの圭介モデル。
これは文句のつけようがないくらいに良いベース。
そして普段レッスンや練習で弾いているのは、写真の右の
Elioth【エリオス】J505 セイモアダンカンピックアップ搭載ジャズベーズ
39,800円 のベース。
僕のメインベースのナットの値段よりも安いベース(^_^;)
あえてこのベースを弾いているのは、西本先生は100万のベースを弾いているので、良い音がする。
弾きやすいに違いないという先入観を捨てさせるために、生徒の前では極力市販の入門モデルを弾くのだ。
もちろん、価格が高いベースはそれ相当にビルダーの技術や原材料の良さ、パーツの良さがあるので、比べるまでもないのだが、かといって高級ベースを買えば良い音でベースが弾けるということとは関係ないこともわかってもらえるだろう。
僕は高級ベースも弾くし、エフェクターボードも使っている。
だから若いベーシストに特に言いたいのだ。
若いうちは機材ではなくて、CDをたくさん買って、外タレのライブにたくさん行き、ロック以外のジャズやフュージョンなどのライブにも行くこと。
そういう耳を肥やすことや実体験に投資すべきだと。
最近ある音響を目指す若者からどうやったら仕事に付けるかを質問されたことがある。
「君はジャズのライブやフュージョンのライブに行ったことは?」
「今月プロのライブにいった?」そう聞くと...NO。
「CDは何枚くらい持っている」20枚くらいです。
音響のプロがライブを見に行かない、自分が好きなジャンル以外を見ない聞かないで、どうやってプロになれるかを逆に聞きたい。
僕はそんなエンジニアにオペされたくない。
この話を書くと、大抵の方が大きく頷いてくれるが、楽器をする人も得てして同じことになっているのだよね。
機材というのはあくまでも道具であり、それを使うのはあなた自身なのだから、自分の中にない情報を絶対にアウトプット出来ない。
自分が経験することや耳で聴くこと。(聞くではなくて聴く。)
それの大切さをわかってほしいな。
そういうこともあって、僕は生徒にベース購入を勧めるときに、無理せずに予算に余裕を残してその分で上記のような耳を養うことや良い教則本などを買うほうが良いと伝えている。
ベースはプリアンプやベーアンで音を作るのではなく、あくまでも耳で作るのだということをわからないと行けない。
次に僕がレッスンでジャズベースタイプを使う意味は、ピックアップ・ボリューム又はバランサーとトーンだけで、無限に音が作れることを知ってほしいから。
僕自身はピックアップのバランス配分とトーンだけでほぼイメージしている音は全て作れる。
そこに指弾きでも位置とか強さとかで無限に音は作れるし、ピック、スラップ、タップなどの奏法を変えれば、それこそベースとベーアンだけでなんとでもなる。
それでもなんとかならないという揺らし系やディストーション、ピッチシフト、ワウ、ディレイなどはエフェクターに頼っている。
でもあくまでもスパイスなので、なくてもなんとかなる。
プリアンプは録音の時やイメージした音をライブ中に瞬時に切り替えるような場合に使う。
いちいちピックアンプバランサーやトーンを触れないような場面展開の場合は仕方ないし、そういう機材が威力を発揮するからね。
そういう必然があれば、エフェクターも音楽の中で生きてくるが、やはり巨大なスイッチャー付きのボードを持ち込むことがファッション化して床においているという流行もあるように感じる。
必然があって使っているのは全然良いことだけどね。
ということで、Keisuke Nishimoto 無料ベースセミナー @Octopus 11月23日(土)では技術的なこともだけど、実際のステージでいかにしてサウンドメイクするかというTIPSもたくさん教えようと思う。
興味あったらぜひ来てみてね(^O^)
本日はこの辺で。
