楽器の世界で結構痛いことというと弦交換。
5弦ベースの弦なんて大体5千円前後ですぜ。
これは若い子にとってはかなりのランニングコストやね。
まさに、プリンターを安く売って、インクで儲けるというビジネスモデルに似た空気を感じます。
さて、そんな弦ですが、僕は ELIXIR社の NANOWEB 045、065、080、100、130を長年愛用していました。
僕の中ではベストなさわり心地と音質、そして耐久性がありました。
とくに耐久性は群を抜いており、DADDARIO EXL170-5も好きな部類の弦ですが、この弦が美味しい鳴りをしているのは1週間くらいであり、それに比べてELIXIRはその10倍以上は良いという印象があります。
しかしながら、こんなになったら、もう駄目だよ(。>0<。)
これは使いすぎ。さすがに超適当君の僕でもこれはNGです。
そこで見つけたのが、こいつ PLAYTECH ベース弦
店の売り上げに貢献する必要もないので、リンクはしませんので自分で探してみてください。
こいつは何と!! 価格が650円(税込)
は~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
こんな巻き方でグチャっと入っているところは650円という感じ。
付録で三角ピックが付いているけど、そんなのいらないから600円にしなさい!!
弦交換の方法については、以前のブログをご覧ください。 クリック
そして張り終えました。
第一印象はですね。
PLAYTECH ベース弦のゲージは.045、.065、.080、.105、.125 なんですが、個人的にはゲージバランスが悪いと思っています。
僕の好きなゲージは045、065、080、100、130 なのですが、要するに4弦は多少太すぎで5弦が細すぎに感じます。
張っている最中に『あれっオレは4と5弦を張り間違えたかな??』 と一瞬不安になって、弦を並べて触って見比べた位。
それが気になりました。
まあ、このゲージバランスが好きな人が多いというリサーチで開発しているのでしょうから。好みの問題だけですが。
そして試奏してみますと、当然ながらボロいELIXIRの数倍良い音がします。
ゲージバランスの違和感以外はあまり気になる部分が無いという。
多少弦にスムースさが無いように感じたのですが、ELIXIRは特別ツルツルしていて、好きくない人もいるわけなので、こういう物かもしれないです。
フィンガーイーズをつけたら丁度良いすべりになったので、特に問題なし。
もしゲージさえ好みやったら、僕はホンマにこれは3000円の弦ですよ! と言われれば別に疑いもしないでしょう。
逆に前回張った某有名ベースメーカーK社の高級弦なんて、張って5分で切断してゴミ箱いきやった。
高いから良いわけで無く、高いベース弦でも僕にとっては糞のようなのもある。
そういう観点からみると650円は恐ろしいコストパフォーマンスや。
というか
ベース弦 高すぎやろ!!!
だってさ~。
コンパクトエフェクターも1万あればおつり来るやろ。
いまどき5千円前後で変えるメーカーだってある。
それくらいエフェクターやデジタル機器なんかは価格を下げてユーザーフレンドリーになっているのに、なんで弦業界っていまだにそ~なん。
そもそも、あんな針金巻いたものが一本1000円もするか!!!
昔見たく職人が手で巻いているのなら分かる。
今時、日本で流通しているメーカーなんて工場で大量生産やろ。
ヘタしたらブランド名違っても工場は一緒やで。
楽器業界からも不況だ。楽器が売れない。 そういう言葉をよく聞く。
でもね。
今時の子ってさ、iPhoneに興味あったり、お小遣いをそういう物のランニングコストに落とすわけ。
その子達が楽器を買ったはいいけど、ランニングコストに行き詰まって、楽器が埃をかぶるのではないかな。
そしてこの業界で異常なことというと、プロになると楽器や弦などの機材をタダでもらえるわけ。
いやいや、トッププロの人は楽器や弦を買う金は余裕であるよ。
企業は才能ある若者にこそ弦を安く提供したりすべきじゃない。
いろいろと言いたいことはあるけど、今回はこの辺にしてPLAYTECH ( プレイテック ) ベース弦については大いに応援したい。
耐久性とか色々と課題はあるかもしれないけど、この価格で勝負していることは評価に値するし、このメーカーの弦が売れれば、弦業界も改革せざるを得なくなるはず。
そういう意味でも、業界が競争をもっとして欲しいなと思う今日この頃です。