日本最大の獣害事件④ | そうゆう星の生まれだもの・・・

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不幸を笑い飛ばしたい


明景力蔵は最初、タケと同じ野菜置き場に身を隠していたが、身の危険を感じ少し離れた俵の影に隠れた。

力蔵は隠れながらにして、タケがヒグマに食われる姿を見ていた唯一の生き証人である。


バリバリ…コリコリ…

部屋中にヒグマがタケを食う音が鳴り響く。


そしてヒグマな激しい呼吸音。

やがてタケを食い殺したヒグマはすでに息絶えた明景金蔵の胸部、肩部、頭部を食害し、息も絶え絶えうめく斉藤勲の左股、臀部、胸部、肩部を食った。


妻子を思いながらも避難させ、村民のために役所に事件の報告のため出向いた斉藤石五朗はこの日に妻と胎児、三男四男の四人の家族をヒグマに殺された…